Quantcast
Channel: 体操
Viewing all 1762 articles
Browse latest View live

SASAKI CUP第11回新体操ユース女子レポート

$
0
0
 6月14日~16日、東京体育館にてユースチャンピオンシップが開催された。女子個人総合を制したのは河崎羽珠愛(イオン)。最終種目ボールの最後の最後で落下し、手具なしでポーズすることになってしまったが、ほかは手具操作にも工夫があり、スムースな演技を見せた。2位には情感たっぷりと演技した藤岡里沙乃が、3位にはダイナミックな演技に定評がある池ヶ谷晴香が入った。 決勝種目のボールとクラブは、インターハイ予選等の種目ではなく、通常から4種目を練習している選手と、2種目しか練習していない選手との差が出た大会となった。決勝でありながら、練習不足が見て取れたのは、少し残念な気がした。そんな中でも、以前よりは難しい技に挑戦している選手もおり、引き続きオリジナリティーあふれる技に挑んでもらいたい。 反面、音楽と動きの一致という点では、もっともっと工夫が必要であろう。また外国の選手に比べて、その場にとどまって長く演技することが多く、フロアーの使い方、移動距離を長く取ること、曲によってはステップももっと移動することなどを考えて行けば、作品も生き生きとしてくるに違いない。 ユース世代は、一番成長できる世代である。特別強化選手の早川さくら、皆川夏穂の両名がロシアで注意を受けている内容はロシアレポートとしてブログ掲載をしているので、参考にし、今後も次世代の牽引者となれるよう、がんばってほしい。結果

2013ユースチャンピオンシップ男子優勝者・小川晃平(井原高校)

$
0
0
2013ユースチャンピオンシップ男子優勝者・小川晃平(井原高校)今大会の男子個人は、レベルが高く、2位の安藤梨友(NPOぎふ新体操クラブ)もスティックで9.300、3位の五十川航汰(済美高校)もクラブで9.300、4位の植野洵(青森山田高校)もリングで9.300というハイスコアを記録している。また、小川と優勝を争うだろうと予想されていたが、リングとスティックでの思わぬミスで7位に沈んだ永井直也(青森山田高校)も、ミスのなかったロープでは9.300、クラブでは9.350をマークしている。しかし。そんなハイレベルな戦いの中でも、小川の存在感は別格だった。本人も、「変な緊張をしていた」と語った初日の1種目目・ロープでは、キャッチに乱れが何回か見受けられたし、スティックでも投げが予定よりも後ろにいってしまい、腕を後ろに伸ばしてキャッチした場面もあった。4種目を通して、落下などの大きなミスはなかったが、「4種目完璧!」とは言えない出来だったとは思う。本人もそれは認めていて、「満足はしていない」と試合後に語っていた。それでも、だ。乱れがほとんど見られなかったリングとクラブでは9.400、9.450という得点をたたき出し、終わってみれば、ロープ以外はすべて1位という圧勝だった。なによりも、小川が演技しているときの会場の空気。それが、はっきりと「彼がチャンピオンだ」とジャッジしていた。小川の特徴である、タンブリングの高さを、どの種目でも第1タンブリングで見せつける。とくにタンブリングを連続したときの2つ目の高さ。それが圧倒的なのだ。さらに、90秒間どの瞬間をとっても、動きに隙がない。可動域が大きく、どんな動きも、本当に大きく見える。とくに身長が高いわけでもないのに、どこまでも大きな選手に見えるのだ。あれをずっと見せつけられれば、「かなわないなあ」と思わされてしまう。それだけの力を、今の彼は持っている。最終種目となったクラブは、自分で構成を考えたという新しい作品だった。「今までの自分の演技とはすこし違うしっとりした感じの曲で、魅せる演技を目指したくて」と言うその作品に、観客はまさに魅入られたようになった。体育館全体がシンと息をのんでいるような張りつめた空気の中で、ただ、小川の呼吸と床を蹴る音だけが聞こえてくるような、そんな90秒間が、多くの人に、彼の優勝を確信させた。 10か月前。福井インターハイのとき、試合前から極度の体調不良だった小川は、団体演技で大きなミスをした。最強と言われた井原団体のインターハイ連覇がかかった試合での致命的なミス。結果、井原の連覇は夢と消えた。演技終了後、小川はすぐに病院に運ばれ、表彰式にも出られなかった。それは、おそらく今でも、思い出せば苦い思い出に違いない。しかし、それも乗り越えてきたからこそ、一回りもふた回りも成長した小川晃平が、ここにいるのだ。今年の8月、佐賀で行われるインターハイで、彼の最高の笑顔をまた見ることができるだろうか。彼はきっと、そのときは「みんなと一緒に」(団体で)と思っているだろう。個人と団体で、2つの金。それは決して、夢ではない。極めて現実的な目標、だ。                                          <撮影:清水綾子>※ジムラブにも、ユースチャンピオンシップの記事をアップしています。男女優勝者、団体優勝チームのコメントも掲載。http://gymlove.net/rgl/topics/report/2013/06/17/2013-10/※ジムラブに、横田泉さんが「男子優勝:小川晃平」の記事をアップしています。写真もたくさん! ぜひこちらもチェックしてください!http://gymlove.net/rgl/topics/report/2013/06/17/2013-11/

H25年度 秋田県体操協会 監督・選手選考基準

$
0
0
H25年度の「東北総合体育大会」並びに「国民体育大会」の、秋田県体操協会監督・選手の選考基準をお知らせ致します。関係者のみへ公開となりますので、PDFを開く際にはパスワードが必要となります。閲覧希望の方は、本協会事務局までお問い合わせください。●体操競技 選考基準(PDF)●新体操 選考基準(PDF)

エキシビション「オペラ座の怪人」

$
0
0
エキシビション「オペラ座の怪人」(町田RG)男子優勝者のあとが、なぜエキシビション?と思われるかもしれないが、それほどすばらしいエキシビションだった。決勝の競技開始前に行われたエキシビションでの町田RGによる「オペラ座の怪人」は、東京体育館という競技場を、まるでそこが舞台であるかのような錯覚を起こさせるものだった。身体能力の高さもさることながら、なんと言ってもその表現力!メインで踊っていたのは、競技は引退した山脇麻衣だったが、表現力には定評のある彼女はもちろんのこと、そのほかの群舞で踊っている小さい子たちまで、みんなが「演じている」!演技開始前のナレーションで「19世紀のパリ、オペラ座にみなさんをお招きします」と語られていたが、見ているほうをその気にさせるためには、もちろん、まずは演じているほうがその気にならなければ!それが、隅々まで浸透した集団演技だった。なんと言っても、全員が同じ動きをするときの、そろいっぷりが半端ない!おそらくこの演技の練習にそれほど時間は割いていないはず(もともとは3月の発表会でやった作品だった)だが、見ていてぞくっとするほど、そろっている。それは、町田の選手たちが、日頃から「正しい形」をしっかりと身につけているからこそ、であり、また音のとり方も意識させられているから、に他ならないと思う。そして、単に「動きをそろえる」のではなく、そこには顔の表情も含めた「表現」が伴っているから。だから揃うべきところは、いっそう揃って見えるのだ。ユースチャンピオンシップは、男女共催だったため、男子の演技を見るために会場にいた人も多かった。そんな男子新体操ファンの中でも、「オペラ座の怪人は、すばらしかった!」という声が多く聞かれた。「もっとずっと見ていたかった」との声も多かった。それほど観客を惹き込む力を、この作品はもっていた。エキシビションの集団演技とは、条件が違うことは十分理解はしているつもりだが、せっかくの新ルールになったのだから、競技作品でも、もっとこういう「魅せる演技」が見たい。このエキシビション演技を見て、改めてそう感じたのだった。  <撮影:清水綾子>●町田RGの「オペラ座の怪人」が見てみたい! という方は、ぜひユースチャンピオンシップの公式DVDをお買い求めください。③の「女子個人決勝(クラブ・ボール)」にエキシビションが収録されています。 DVDの購入方法など、詳細は以下のとおり。 http://www.plus-blog.sportsnavi.com/jpngym/article/1907●ジムラブに「ユースチャンピオンシップ 女子優勝:河崎羽珠愛」の記事をアップしました。 http://gymlove.net/rgl/topics/report/2013/06/18/201/

SASAKI CUP第11回新体操ユース、第4回男子団体男子レポート

$
0
0
6月15日~16日に東京体育館で開催したユースチャンピオンシップ、男子団体選手権が終了した。男子は個人68名、団体12チームの参加となった。例年よりも開催時期が遅かったため参加者が集まらないことが懸念されたが、個人は昨年よりも参加人数が増えて大いに盛り上がる大会であった。【個人競技】高校選抜チャンピオンの小川晃平選手(井原高校)が、リング、ロープ、クラブの三種目で一位を獲得し個人総合でも見事初優勝の栄冠を獲得した。小川選手は美しくしなやかな徒手と高く正確なタンブリングを武器に他の選手を圧倒するような演技を披露した。特に決勝競技では優勝がかかるプレッシャーの中で最終演技であるクラブでは、静かな音楽にのせて情緒あふれる表現で会場中が静まりかえるような演技を披露し、優勝を勝ち取った。今後もインターハイや全日本選手権での活躍を期待させる選手である。今回の大会では小川選手の他にも沢山の期待できる選手が活躍した。特に個人総合で2位を獲得した安藤梨友選手(NPOぎふ)はまだ中学3年生のジュニア世代の選手だ。過去の大会でジュニア選手が高校生達とここまで互角に戦ったことはなかった。改めて現代におけるジュニア世代の選手達のレベルの高さを実感した。今後、安藤選手のようなジュニア世代を育成することにより今後の男子新体操の発展に繋がるものであると感じた。【男子団体選手権】団体選手権では埼玉栄高校が初優勝。埼玉栄高校は試技順2番で大会に登場したが、高校のカラーである「見ていて楽しい新体操」を十分に発揮しノーミスの演技で優勝を勝ち取った。試合直前に選手の怪我によりメンバーやポジションを変更するハプニングに見舞われたようだったが、試合ではそのような部分を感じさせることのない演技であった。今後の大会でも是非ノーミスの演技を披露してみている人々に驚きと感動を与えてもらいたい。 2位には高校生と中学生の混合チームであるNPOぎふが入賞。大学生でも難しいようなタンブリングを完璧にきめ、その他の部分でも、大きなミスはなくやり切り底力を感じさせる演技を見せてくれた。【総括】個人、団体共に優勝した選手、チームは非常にレベルが高い大会でありジュニア世代の成長が著しくとても頼もしく感じる大会でもあった。同時にミスが多い大会でもあったが、今後は更に実施力を高め試合においてより完璧な演技を目指してほしいと感じた。今後はこの大会を更に活性化させることにより男子新体操の普及発展に繋がるものであると感じた。

愛媛県高等学校総合体育大会と、四国高等学校体操競技選手権大会が終わりました。

$
0
0
愛媛県高等学校総合体育大会(平成25年6月2・3日)と、四国高等学校体操競技選手権大会(平成25年6月15・16日)が終わりました。四国大会では、男女ともに団体総合優勝は逃しましたが、いずれも2位につけています。これから、インターハイに向けて、しっかりがんばれ! 愛媛県勢!愛媛県高等学校総合体育大会四国高等学校体操競技選手権大会

2013ユースチャンピオンシップ女子1~3位

$
0
0
2013ユースチャンピオンシップ女子1~3位じつは、ユースチャンピオンシップの女子は、近年まれにみる接戦だった。優勝した河崎の総合得点が53.450、2位の藤岡は53.250.。わずか0.2の差である。さらに、3位の池ヶ谷は、53.150で藤岡とは0.1の差しかない。1位から3位までが0.3差の中にひしめくという混戦は、ユースに限らず、女子の試合ではあまり記憶にない気がする。優勝:河崎羽珠愛(イオン)         フープ12.850+ボール13.450+クラブ13.200+リボン13.950=53.450                                              <撮影:大塚達也>種目別順位を見ると、河崎がリボン13.950で1位、藤岡は、クラブ13.250で1位、池ヶ谷は、ボールが14.300で1位と仲良く1種目ずつ分け合っている。(ちなみにフープの1位は、猪又涼子の13.450)藤岡は、リボン以外の種目はすべて河崎よりも高い得点をマークしているが、リボンだけが負けており、それも0.65の差がついている。2位:藤岡里沙乃(みやび新体操クラブ)         フープ12.900+ボール13.800+クラブ13.250+リボン13.300=53.250                                              <撮影:榊原嘉徳>代表決定戦のときは、すばらしい演技を見せ、高得点を獲得した藤岡のリボンだが、今大会予選での演技は、やや不安定さがあった。結果論ではあるが、あのリボンが代表決定戦並みの出来だったら、今回のユースは「藤岡里沙乃、悲願の優勝!」となっていたかもしれないだけに、悔やまれる。いや、結果的には種目別1位にはなっているクラブでも、藤岡は落下を1回している。それも演技序盤だった。3月の高校選抜でもそうだったが、藤岡はクラブで落下することの多い選手で、それも1回ではなく複数回落として、クラブ1種目で順位を下げてしまうことが多かった。それだけに、今回は、クラブの演技に入る前からかなり気合いが入っていることは感じられた。しかし、まるでお約束のように演技冒頭で落下してしまったのだ。それでもそこから気持ちを立て直して、その後の演技をきっちりまとめ終わってみれば、クラブでは1位の得点をキープしたところには成長が見られたが、あの落下がなければ、優勝していたとも言えるのだから、やはり悔しさは残るだろう。3位:池ヶ谷晴香(アンジュ)         フープ12.750+ボール14.300+クラブ12.900+リボン13.200=53.450                                              <撮影:榊原嘉徳>池ヶ谷は、予選でのフープの出来が芳しくなく、予選順位は5位だったが、決勝2種目での怒涛の追い上げはすごかった。とくに種目別1位になったボールは、2位の藤岡に0.5差をつける圧巻の演技で、今大会唯一の14点台をマークした。今年、高校3年生の藤岡と池ヶ谷は、ジュニア~高校とコンスタントに上位にいる選手だ。池ヶ谷にいたっては、一昨年はユースで優勝もしている。しかし、やはり高校の3年間というのは一筋縄ではいかないもので、池ヶ谷ははっきりと不調が見てとれた時期があったし、藤岡は、いつもあと一歩というところに甘んじることが多かった。それでも、今も彼女たちは、しっかり優勝を争う位置にい続けている。たとえ優勝はできなくても、そこにい続けられていること自体、すごいことだと思う。そんな2人に、最後のインターハイが近づいてきている。今回のユースで優勝できなかったことも、インターハイ優勝に向けては、いい起爆剤になるかもしれない。いや、そうあってほしいと思う。ユースでは、熱い僅差の戦いを繰り広げた女子上位陣。この夏、佐賀ではどんな決着が待っているのか、注目したい。※ジムラブに「男子団体選手権優勝:埼玉栄高校」の記事をアップしました。http://gymlove.net/rgl/topics/report/2013/06/19/2013-12/                               

全九州高校体操大会情報3

$
0
0
 先日行われました標記新体操大会の演技写真が届きましたので紹介します。 小林秀峰高校は男子団体優勝でしたが、その雰囲気を少しでも味わうことができたらと思っています。 <大会会場><団体演技>

2013男子団体選手権2位・NPOぎふ新体操クラブ

$
0
0
2013男子団体選手権2位・NPOぎふ新体操クラブユースチャンピオンシップ男子個人2位・安藤梨友、3位・五十川航汰、5位・持舘将貴、8位・山本悠平、25位・今尾和里、26位・渡辺祥成・・・この6人で組んだ団体が、今年の「NPOぎふ新体操クラブ」団体だ。能力の足し算をすれば、優勝できないはずはない。団体選手権に出ていたほかのどのチームも、個人で全員決勝に残り、うち4人が8位以内に入賞するなんていう反則モノのメンバーではない。中には、高校に入ってから新体操を始めた、なんて選手の1人や2人は混じっていたりする。ところが、NPOぎふは、みんながジュニアからのたたき上げ。新体操のキャリアでは大学生とも並ぶような選手もいる。ただし、能力の足し算では測れないのが、「団体としての力」だ。今回のNPOぎふのように、個々の選手の能力が高く、個人競技に力を注いでいるようなチームは、得てして同調性が求められる団体には向いていなかったりする。現に1年前、4人編制でインターハイを目指していた済美高校団体(NPOぎふの選手たちで構成されている)を初めて見たときの印象は、正直言って、「なんかばらついて見える」だった。もちろん、能力の高さは間違いないし、構成も凝ったおもしろいものをやっていた。決して悪い演技ではなかった。4人編制だという物足りなさも感じなかった。しかし、よい団体演技を見たときに、感じるあの「ぞくっ」とする感じはなかったのだ。もっとも、そこは練習しているうちにどんどん向上していって、2日目の最後に見せてもらった通しでは、初日とはうって変わった同調性の感じられる演技を見せてはくれたが、かなり苦労していることはあの練習ぶりからも感じられた。いくら個々の能力は高くても、やはり団体となると別モノ。あの4人団体を見て、そう思った。ところが。今回のNPOぎふ団体は、驚くほど「団体らしい」演技を見せた。動きもそろっていて、同調性も高い。予想以上に、団体らしいのだ。演技はもちろん、漂う雰囲気も、じつに一体感がある。それでいて、その能力の高さを、彼らは容赦なく見せつける。なんと言っても圧巻は、第1タンブリング。しょっぱなに持舘が、くるくるとダブル宙返りを決め、締めは安藤のムーンサルト!昨年は、臼井優華と安藤のダブルダブル宙返りで会場を沸かせたが、今年もまた、この第1タンブリングで、会場はどよめいた。それは、もはや新体操の息を超えたようにも見えるタンブリングだった。持舘と安藤がすごいのはもちろん、その2人に見劣りしないようにやってのける他のメンバーがまたすごい。今回の作品は、選曲もすばらしかった。地の底から響いてくるような旋律が不安をかきたてるスリリングな曲で、迫力あるNPOぎふのタンブリング、シャープな動きによくマッチしていた。曲との相乗効果もあり、今回の彼らの演技には、見ているものの心をつかみ、震わせるだけのものがあった。優勝した埼玉栄高校との点差は、わずか0.025。それも、なにかルールに触れるところがあったそうで、構成点が低く抑えられたうえでのことだ。埼玉栄の優勝は文句なしだった。ただ、NPOぎふも、それにかなり迫っていたし、凌駕する部分もある見事な演技を見せた。なんと言っても、すごいのは、6人とも個人4種目の演技を行ったあとでの団体選手権に、疲れの色ひとつ見せずに出てきて、とてつもない高難度の技をこなし、さらっとノーミスで演じてしまうのだ。その体力、精神力、集中力の凄まじさ。つまり、それだけ日頃から練習を積んでいる、ということだ。個人でもこれだけの成績をおさめているのだから、個人の練習時間もとっているはず。それでいて、今回、これだけ団体らしい演技ができたということは、団体練習の時間も増えているのかもしれない。それでもやりきってきから、今のこのチームがあるのだ。今回、個人の演技を見ても、NPOぎふの選手たちの成長ぶりには目を見張るものがあった。何年も前から、ジュニアのころから上手な選手達だった。それでも、まだまだのびしろがある、というのがすばらしい。そんな可能性をたくさんもった選手たちだから、「団体」への挑戦もきっと意欲的にやってこれたのだろう。「個人メイン」に見えていたNPOぎふが見せた、今回の素晴らしい団体演技からは、選手たち、そしてこのチームの成熟が感じられた。インターハイにもジャパンにもつながらないチームだが、それでもここまでやれる! のだ。そのことにも感動し、また、なんとかこういうチームがジャパンに進める道はないものか、と考えてしまった。(女子のクラブ団体選手権のようなものができないだろうか)とにかく、今回のNPOぎふ新体操クラブの団体演技は、一度は見る価値がある。しかし、インターハイもジャパンもないこのチームには、もう次はないのだ。なんともったいない!それだけに、本当に今回、この演技を見ることができた幸運に感謝したいと思う。そう思わせる演技だった。この歴史に残る(!)演技を、見てみたい方は、ぜひ公式DVDをお買い求めください。 DVDの購入方法など、詳細は以下のとおり。} http://www.plus-blog.sportsnavi.com/jpngym/article/1907                                            <撮影:清水綾子>※ジムラブに横田泉さんが「ユースチャンピオンシップ男子個人2~4位」の記事をアップしています。http://gymlove.net/rgl/topics/report/2013/06/20/2013-13/

2013全国ブロック選抜U-12体操競技選手権大会 第5回秋田県予選会 情報

$
0
0
2013全国ブロック選抜U-12体操競技選手権大会 第5回秋田県予選会大会要項 1 主 催秋田県体操協会 2 主 管秋田市体操協会・能代市体操協会・大館体操協会 3 期 日平成25年6月29日(土) 4 会 場秋田県立体育館TEL 018-862-3782 5 日程 7 : 50       開館  8 : 00 〜  8 : 30 監督会議 8 : 30 〜  8: 50 開会式  9 : 00 〜 10 : 30 公式練習  10 : 35 〜 12 : 35 U12競技(2h)  13 : 30 〜 14 : 00 閉会式(小体育館)  16 : 20 〜 器具カット

第67回全日本体操種目別選手権(トランポリン代表決定)会場図

$
0
0
 第67回全日本体操種目別選手権・第29回世界トランポリン選手権大会最終選考会における会場内、器械器具設置図についてお知らせいたします。※座席については若干変更になる場合がございます。 http://www.jpn-gym.or.jp/artistic/2013/infor/pdf/13naf_seats.jpg

2013ユースチャンピオンシップ女子2~3位

$
0
0
※ジムラブに「ユースチャンピオンシップ女子2~3位」の記事をアップしました。http://gymlove.net/rgl/topics/report/2013/06/21/2013-14/

エキシビション「東京女子体育大学団体」

$
0
0
エキシビション「東京女子体育大学団体」ユースチャンピオンシップ最終日には、いくつかのエキシビション演技が披露された。前述の「オペラ座の怪人」(町田RG)のほか、フェアリージャパンPOLAやユニバーシアードの代表選手団の演技などを見ることができた。その中でも、ユニバーシアードへの出場が決まっている東京女子体育大学の団体は、会場をおおいに沸かせた。いくつかミスも見受けられたが、東女の演技は、必死の思いで奪還したユニバ出場権にふさわしい演技をしよう、という気迫に満ちていた。そして、ユースチャンピオンシップという、いわば後進たちが大勢見守る前で、「日本代表」に恥ずかしくない演技をしなければ、という選手たちの意地が見えた。さらに言うならば、東女団体のメンバー達も、多くは、かつてユースチャンピオンシップでしのぎをけずっていた経験のある選手たちでもあり、その試合の意味をよくわかっているのだと思う。今の日本で、ユース世代の選手たちが、どんな思いでこの試合に懸けているか、臨んでいるか。それをよく知る彼女たちが、後進達の希望になるべく、試合本番ではなくても、最高の演技をしたい、見せたい! と思っているのが感じられる演技で、そのエネルギーが会場をも熱くさせていたように思う。インカレやジャパンでは、東女の演技には会場を揺るがすくらいの大声援がおくられる。しかし、それは、東女の大応援団の力が大きい。今回は、エキシビションなので、さすがに東女の応援団は来ていなかったようだ。それでも、東女の演技には、大きな声援と拍手がおくられていた。ユース世代の選手たち、観戦に来ていた親たち、指導者たち。そこにいた多くの人達にとって、東女の演技は、「将来の夢」に見えたのではないだろうか。だからこそ、東女のリボン+ボールの演技終了後には、フェアリージャパンをはるかに凌ぐ大きな拍手が起きたのだと思う。ユニバーシアードは、7月14日~16日にロシアのカザンで行われる。日本チームとしては身長も高く、見映えのいい今年の東女チームの演技が、そこでどう評価されるかはやってみなければわからない。が、少なくとも、日本の国内で、多くの後進達から見れば、目標や夢となり得る演技を、このエキシビションで東女団体は見せてくれたと思う。あとは、ユニバーシアード本番でも力を出し切れることを祈るのみ、だ。もちろん、フェアリージャパンも、素晴らしい選手たちをそろえていて、今後はおおいに期待できるチームだと思う。ただ、現時点では、「まだ作品の内容も定まっていない。変えたばかり」という状態だった。ミスも多かった。それに比べれば、ユニバ本番まで1か月に迫っている東女の仕上がりのほうがよいのは当然とも言える。だが、私が嬉しかったのは、ユース会場の観客が、ちゃんとそれを見分けて、より完成度が高く、気迫に満ちた演技をした東女団体にフェアリージャパン以上の拍手を送ったという事実だった。「フェアリージャパンの演技だから素晴らしいはず」ではなく、今、目の前で行われた演技がすばらしかったほうに、より拍手を送りたくなる。そんな気持ちと、見る目を、ユースの会場にいた人たちがもっているということ。それは、このスポーツの成熟のためには、必要なことだと思う。フェアリージャパンの当面の目標は、8月28日~9月1日の世界選手権だ。彼女たちは、そこに向けて挑戦し、調整していく。世界選手権前に、日本で演技を見る機会があるかどうかはわからないが、そのときは、おそらくフェアリージャパンも、今回の東女団体のように、気迫に満ちた演技で、観客を沸かせてくれるだろう。その世界選手権に向けて、「ジャパン、侮れず!」という空気を作り出すためにも、ユニバーシアードでの東女団体にはおおいに期待したい。日本らしく、大学生らしく。自分たちの「描きたい世界」を色濃く演じて、会場を惹きこむ演技をぜひカザンでしてきてほしい。そう、今回のように。                                         <撮影:清水綾子>※ジムラブに横田泉さんが、「NPOぎふ新体操クラブ団体」の記事をアップしています。 http://gymlove.net/rgl/topics/report/2013/06/22/2013npo/

第1回理事会・第1回評議員会ニュース

$
0
0
【第1回理事会ニュース】 2013年6月22日13:00~14:40、東京プリンスホテル「ゴールデンカップ」【審議事項】■平成24年度決算の承認(専務理事) 原案通り承認。■日本トランポリン協会との合併による財産の受託(専務理事) 原案通り承認。■協会公認会計事務所の変更(専務理事) 原案通り承認。■平成25年度組織と委員構成について(専務理事) 原案通り承認。■体罰、パワハラ、セクハラ撲滅ガイドライン(新体操強化本部) 原案通り承認。■公認審判員認定規程の変更(総務委員会) 原案通り承認。■登録規程改定(総務委員会) 継続審議。■本会顧問の登用(総務委員会) 原案通り承認。■オフィシャル2検定品について(総務委員会) 原案通り承認。【報告事項】「二木会長、国際殿堂入り」「ロンドンオリンピックにおける体操のポジション・IOC報告」「FIG理事会・評議員会(5月7~10日)報告」「東日本学生選手権におけるつり輪破損事故の対応報告」【第1回評議員会ニュース】 2013年6月22日15:00~17:00、東京プリンスホテル「ゴールデンカップ」【報告事項】(1)平成24年度事業報告(平成25年度政策方針)(2)本会の助成金の取り扱いに関する報告(3)競技会での体操器具破損事故への対応策の報告(4)本会の指導者の暴力、パワハラ、セクハラ撲滅のガイドライン【審議事項】(1)平成24年度決算(pdf準備中)の承認…承認(2)(社)日本トランポリン協会からの財産譲受の承認…承認

全九州高校体操大会情報4

$
0
0
 今日は新体操男子個人選手権に出場しました小林秀峰高校河端選手の演技を紹介します。 画像を圧縮しましたので表情がどこまでご覧いただけるか心配ですが、バック音楽をご自身で奏でながららご覧いただけると幸いです。<河端選手>

四国ブロック大会(体操競技)

$
0
0
2013.6.13~15高知県立青少年センター体育館大ホール [男子団体] 1位 香川県 藤井高等学校 235.65 2位 愛媛県 新田高等学校 232.05 3位 徳島県 小松島高等学校 226.25 4位 香川県 高松北高等学校 169.2 5位 高知県 高知東工業高等学校 120.3 [女子団体] 1位 香川県 藤井高等学校 136.7 2位 愛媛県 済美高等学校 123.05 3位 香川県 高松中央高等学校 122.75 4位 愛媛県 宇和島東高等学校 121.55 5位 徳島県 鳴門高等学校 110.4 6位 高知県 安芸高等学校 96.1 [男子個人] 1位 徳島県 小松島高校 府殿 大佑(1) 83.2 2位 愛媛県 新田高校 大野 健志(3) 81.15 3位 香川県 藤井高校 村田 健輔(3) 81 4位 香川県 藤井高校 金廣 真幸(3) 78.15 5位 香川県 藤井高校 橋岡 英輝(2) 76.25 6位 香川県 藤井高校 中川 結月(3) 75.65 7位 香川県 藤井高校 岸畑 信平(3) 75.1 8位 愛媛県 新田高校 田中亮大郎(2) 74.55 9位 香川県 藤井高校 藤巻 勇亮(1) 73.7 9位 愛媛県 新田高校 芳之内智朗(2) 73.25 11位 愛媛県 新田高校 池田 比呂(3) 72.4 12位 徳島県 小松島高校 川邊  樹(1) 72.3 13位 愛媛県 新田高校 和田 一晃(2) 72.2 13位 愛媛県 新田高校 小池 雄貴(2) 72.2 15位 香川県 高松北高校 福家 和馬(2) 71.65 16位 徳島県 小松島高校 濵田 克洋(1) 70.75 17位 愛媛県 新田高校 小宮 洋祐(3) 68.6 18位 愛媛県 新田高校 藤原 康平(2) 68.55 19位 香川県 藤井高校 秋月健太朗(1) 67.45 20位 徳島県 鳴門高校 木下  楽(1) 64.85 [女子個人] 1位 香川県 藤井高校 小田 一乃(2) 47.3 2位 香川県 藤井高校 福家 直子(1) 45.95 3位 香川県 高松中央高校 森田 栞帆(3) 45.55 4位 徳島県 鳴門高校 畠田 理沙(2) 45.45 5位 愛媛県 済美高校 佐伯 妃菜(1) 43.25 6位 愛媛県 宇和島東高校 源  ひな(2) 42.9 7位 愛媛県 済美高校 岡本野乃花(2) 42.75 8位 香川県 藤井高校 古谷しおり(2) 42.65 9位 香川県 藤井高校 谷田莉佐子(1) 42.3 10位 高知県 高知高校 西本 朱里(1) 42.1 11位 愛媛県 聖カタリナ女子高校 西原 麻菜(1) 41.6 12位 愛媛県 宇和島東高校 福田 裕子(3) 41.05 13位 香川県 藤井高校 下﨑  夕(1) 40.5 14位 香川県 高松中央高校 濵田結芽花(3) 39.05 15位 香川県 高松中央高校 渡辺里緒菜(3) 37.65 16位 愛媛県 宇和島東高校 鈴木 朱音(2) 37.6 17位 高知県 安芸高校 山岡 千紘(3) 37.15 18位 愛媛県 済美高校 安本 梢(3) 37.05 19位 香川県 高松北高校 中野 杏菜(3) 36.75 20位 香川県 高松中央高校 倉田 来夢(1) 35.8

四国ブロック大会(新体操)

$
0
0
2013.6.13~15高知県立青少年センター体育館大ホール [男子団体] 1位 徳島県 小松島高等学校 16.1 2位 香川県 坂出工業高等学校 14.55 [女子団体] 1位 愛媛県 聖カタリナ高等学校 14.25 2位 愛媛県 済美高等学校 14.2 3位 徳島県 生光学園 13.45 4位 徳島県 富岡西高等学校 13.3 5位 香川県 高松桜井高等学校 12.7 6位 香川県 観音寺第一高等学校 11.85 7位 高知県 高知西高等学校 11.65 8位 香川県 高松東高等学校 10.45 9位 高知県 高知南高等学校 9.55 [男子個人] 1位 香川県 坂出工業高校 川東 拓斗 (1) 18 2位 香川県 坂出工業高校 川崎 祐輔 (3) 17.15 3位 徳島県 小松島高校 吉岡 幸祐 (3) 14.85 4位 徳島県 小松島高校 長谷川 拓馬 (2) 14.05 5位 徳島県 小松島高校 河野 純信 (2) 13.5 6位 徳島県 小松島高校 花畑 光希 (3) 12.45 [女子個人] 1位 愛媛県 聖カタリナ高校 吉田莉英子 (2) 25.7 2位 香川県 高松第一高等学校 橋本早緒莉 (3) 25.2 3位 愛媛県 聖カタリナ高校 瀬野秋月 (2) 24.9 4位 香川県 香川高等専門学校 山本果歩 (2) 24.7 5位 徳島県 生光学園 佐次春南 (1) 24.4 6位 愛媛県 済美高校 白井実希 (3) 24.4 7位 香川県 高瀬高校 河合宥 (1) 23.95 8位 徳島県 生光学園 板東由季 (2) 22.65 9位 徳島県 生光学園 木内はづき (3) 22.3 10位 高知県 高知西高校 岩貞奈那栄 (3) 22 11位 愛媛県 聖カタリナ高校 城戸夢佳 (2) 21.75 12位 香川県 高瀬高校 泰田なつみ (3) 21.75 13位 徳島県 生光学園 上平怜奈 (2) 21.5 14位 高知県 高知西高校 濱田真望子 (1) 20.2 15位 高知県 高知農業高校 坂本かれん (1) 19.95 16位 高知県 高知西高校 高橋千裕 (3) 17.95

近畿ブロック大会(体操競技)

$
0
0
2013.6.14~15姫路市中央体育館 [男子団体] 1位 大阪 清風高校 251.5 2位 大阪 太成学院大学高校 247.65 3位 京都 洛南高校 243 4位 滋賀 滋賀県立栗東高校 241.5 5位 和歌山 和歌山県立田辺工業高校 240.6 6位 兵庫 報徳学園高校 233.45 7位 兵庫 尼崎市立尼崎高校 226.2 8位 奈良 奈良県立添上高校 223.4 9位 兵庫 兵庫県立姫路商業高校 216.95 10位 京都 京都府立向陽高校 190.2 [女子団体] 1位 大阪 羽衣学園高校 157.8 2位 大阪 四天王寺高校 155.9 3位 京都 京都府立南丹高校 150.9 3位 兵庫 尼崎市立尼崎高校 150.9 5位 兵庫 夙川学院高校 146.65 6位 滋賀 滋賀県立栗東高校 138.55 7位 大阪 大阪信愛女学院高校 136.65 8位 兵庫 武庫川女子大学附属高校 131.5 9位 京都 京都府立城南菱創高校 122.9 10位 和歌山 和歌山県立和歌山北高校 113.55 [男子個人] 1位 大阪 清風高校 北村翔太(3) 86.1 2位 大阪 太成学院大学高校 田浦誠也(3) 84.25 3位 和歌山 田辺工業高校 楠川雄太(2) 83.55 4位 大阪 清風高校 田中 樹(1) 83.45 5位 大阪 太成学院大学高校 鈴木颯太 (3) 83.25 6位 滋賀 栗東高校 五島誉博(3) 82.15 7位 兵庫 報徳学園高校 村岡 潤(3) 81.3 8位 大阪 清風高校 大村幸輝(2) 81.1 9位 京都 洛南高校 廣林 隼(3) 80.95 10位 大阪 清風高校 松見一希(1) 80.75 11位 大阪 清風高校 泉谷敬志(2) 80.55 12位 和歌山 田辺工業高校 山本 群(2) 80.1 13位 京都 洛南高校 伊藤大毅(3) 79.75 14位 京都 洛南高校 永吉 雄(3) 79.7 15位 京都 洛南高校 西山知希 (2) 79.05 16位 大阪 太成学院大学高校 南 亜蘭(1) 78.8 17位 大阪 清風高校 内田 遼(3) 78.6 18位 滋賀 栗東高校 安斎光太郎(3) 78.4 19位 京都 洛南高校 桐本 翼(2) 78.3 20位 大阪 清風高校 大橋 祥(3) 78.1 [女子個人] 1位 京都 京都廣学館高校 林 舞依(3) 54.5 2位 大阪 羽衣学園高校 湖山乃雅(3) 53.65 3位 滋賀 栗東高校 竹谷清花(1) 53.15 4位 大阪 羽衣学園高校 杉原好栄(3) 52.7 5位 大阪 四天王寺高校 東岡夏央(3) 52.6 6位 兵庫 市立尼崎高校 本田美波(1) 51.15 7位 京都 南丹高校 足立なつき(2) 51 8位 京都 南丹高校 谷口弥生(1) 50.7 8位 大阪 四天王寺高校 花岡奈菜(1) 50.7 10位 滋賀 栗東高校 氏家明莉(3) 50.6 11位 大阪 四天王寺高校 中村有美香(1) 50.55 12位 大阪 大体大浪商高校 山崎千穂(2) 50.5 13位 大阪 羽衣学園高校 庄谷友実子(3) 50.45 14位 大阪 四天王寺高校 金田明里(2) 50.25 15位 兵庫 夙川学院 大内 栞(3) 49.85 16位 兵庫 市立尼崎高校 畑 舞鈴(2) 49.65 17位 大阪 大阪学芸高校 上吹越玲(2) 49.6 18位 大阪 羽衣学園高校 大石理瑚(1) 49.3 19位 京都 南丹高校 金谷郁未(2) 49.2 20位 大阪 四天王寺高校 山崎絵里菜(2) 48.7

全九州高校体操大会情報5

$
0
0
 一昨日から体操競技が開幕し、昨日は予選が行われました。団体戦は男女とも6位で何とか予選を通過しましたが、男女ともにエース級が故障で厳しい戦いに臨んでいるようです。 さて、今日は新体操男子個人選手権に出場しました小林秀峰高校畠中選手の演技を紹介します。 画像を圧縮しましたので表情がどこまでご覧いただけるか心配ですが、バック音楽をご自身で奏でながららご覧いただけると幸いです。<畠中選手個人演技>

2013ユースチャンピオンシップ男子10位 佐久本歩夢(青森山田高校)

$
0
0
2013ユースチャンピオンシップ男子10位 佐久本歩夢(青森山田高校)ユースのあと、青森山田高校監督・荒川栄のブログには、「10位に終わった佐久本は、反省が必要」と書かれていた。たしかに、リングではミスがあり、8.800と9点を割ってしまい、これがなければもっと上位にいけただろうし、入賞や6位以内に入ってのジャパン進出の可能性も十分あった。スティックでは、9.225をマークし、種目別では4位に入るほどの力があるのだから、10位はやや残念な結果ではあったかもしれない。しかし、私には、現段階ではあれだけの演技を見せてくれただけで十分だったし、そのあきらめない気持ちに胸が熱くなった。指導者ではなく、観客としての私には、ユースのときの彼に「反省すべき点」など見あたらなかった。もしも、私が彼の親だったとしても、同じだったろう。1年前のユースチャンピオンシップ予選に、青森山田高校期待のルーキーとして佐久本歩夢は出場していた。青森山田には永井直也(当時2年)、平野泰新(当時3年)という強力な先輩達がおり、関東ではトップジュニアだった佐久本といえど、県内1位になってインターハイに出場することも、青森山田の団体メンバーになることも、かなり厳しい、という状況での昨年のユースだった。じつは、佐久本は、青森山田入学前に、足を負傷していた。希望に満ち、また、「頑張って山田の中で勝ち抜いていく」という覚悟をもっての青森行きだったろうに、入学当初から、佐久本はエンジン全開で頑張ることができない、というもどかしい状況にいた。それでも、なんとか回復して、5月のユースには出場できた。そのことは、喜ばしいと思ったし、予選でのスティックは予想を上回る出来で、故障によるブランクがあったことなど感じさせなかった。リングでは、ミスがあり、予選順位は20位まで下がってしまったが、決勝進出を果たした。しかし。決勝には佐久本歩夢の姿はなかった。予選での無理がたたり、脚の故障が悪化。棄権を余議なくされてしまったのだ。その後、7月に私が、青森を訪ねたときには、彼の脚はギプスで固められ、松葉づえをついていた。練習どころか、生活にも不自由するような状態で、あのタンマの煙る体育館に彼はいた。ビデオを撮ったり、曲かけをしたり、不自由な体なりにできることをやってはいたが、あきらかに意気消沈していた。まだ、高校1年生。親元を離れて、青森で寮生活を始めて3か月しかたっていない。それでこの状態は、つらい。なんのために青森に来たのか? とほぞを噛む日々ではなかったかと思う。それでも、昨年11月に行われた東北選抜大会で、佐久本は、永井、植野に次いで東北3位になり、復活を果たす。今年3月の高校選抜大会には、青森山田の団体メンバーとしても出場。出足こそつまずいたが、1年のおわりには、しっかり「いるべき場所」を取り戻したんだな、と感じることができた。今年の5月。再び、青森を訪ねてみると、佐久本は、青森山田団体のメンバーとしてフロアで元気に練習していた。しっかり団体メンバーに定着して、団体の中でも、非常に目をひく選手に成長していた。去年の夏、ただ、練習を見ていることしかできなかった彼の姿とはまったく違っていた。中学3年生のときに、君津の練習を見に行ったときに見た「新体操が大好きで、もっともっとうまくなりたい!」とこちらがひるむくらいまっすぐな目をしていた佐久本歩夢がそこにはいた。個人の練習時間はなかなかとれなそうなことだけは、すこし心配だったが、「もう大丈夫」、そう思える練習ぶりだった。とは言え、1年ぶりのユースチャンピオンシップ。久々の個人での全国大会。不安はあったのではないかと思っていた。しかし、それは杞憂だった。1種目目のロープは、キレもよく、手具操作の正確性も見えて、ノーミスの9.150.。2種目目のリングでは落下もあり、8.800と点がのびきれなかったが、ジュニア時代から定評のあった表現力には磨きがかかっていた。予選終了時の順位は12位。見事に決勝進出を決めた。まさに、彼は「もといた場所」に戻ってきた。決勝1種目目のクラブは、もったいないとりこぼしが2回ほどあったが、メリハリのきいた演技には、観客を十分ひきつけるものがあった。得点も9.100とミスがあったわりには伸びた。そして、最終種目となったスティックで、佐久本は会心の演技を見せる。斜前屈でわずかにぐらついたのが惜しかったが、あとはほぼパーフェクトな演技だった。タンブリングも高く、強く、その演技には、青森での決して順風満帆ではなかった1年間を乗り越えてきた「強さ」が見えた。4種目中2種目にミスが出たため、総合順位は10位ではあったが、全国での復帰戦と思えば、十分ではないか。少なくとも、印象という面では、入賞に等しいくらいのものはあったのだから。私はそう思っていた。ところが。 6月22~23日に盛岡で行われた東北ブロック大会個人で、佐久本歩夢は、優勝してしまった。音楽トラブルがあったとはいうが、あの永井直也超えを果たしてしまったのだ。この結果を見て、ユース後の荒川監督の「反省が必要」という言葉の真意がやっとわかった。佐久本歩夢は、「ユース10位」で満足できるような選手ではもうなかったのだ。本来の力を出し切れば、もっと上にいける選手であり、すでにそれができるはず、のところまできていたのだ。昨年の苦境を知っているだけに、「10位でも十分、立派!」と思ってしまっていたが、佐久本歩夢は、とうにそんな段階は超えた選手になっていた。それなら、「ユース10位」は悔しかっただろうし、たしかに反省も必要だったろう。そして、見事にリベンジを果たしたのが、今回の東北大会だったのだ。高校生の身心の成長はとてつもない。佐久本歩夢には、そう教えられた。たしかに彼は、苦しい高校時代のスタートを切った。しかし、今の彼の演技からも、おそらくこの先の演技からも、そのことを思い出すことはないだろう。それくらい、彼は、あの時期を乗り越えきったのだ。あとは、どこまでも、伸びていくだけだ。                                          <撮影:清水綾子>※ジムラブに、全日本体操種目別選手権の記事をアップしました。今週末に行われる種目別選手権に向けて、選手紹介をスタートしました。 http://gymlove.net/gl/topics/report/2013/06/24/67-1/index.html
Viewing all 1762 articles
Browse latest View live