2014インターハイ 「これから」①~原田政樹(水俣高校)
やっとインターハイのことが書ける!それも、「自分の書きたいこと」が書ける!なんだかんだで、こうして個人的なブログやなにかで、新体操の情報を発信し始めて10年以上がたつ。最近は、いろいろと考えてしまうことも多く、「なにやってんだか?」と自嘲気味になることも、なくはない。しかし、それでも続けてこれたのは、やはり記録に残しておきたいことがあったから。そして、「伝えたいこと」があったから。それは、たいていの...
View Article2014インターハイ 「これから」 ②~河野純信(小松島高校)
いくら「芸術スポーツ」とは言っても、仮にも点数や順位がつく以上は、どうしても話題は順位が上のほうの選手、チーム中心になってしまう。下位のチームや選手も、昨年と比べれば、いや、春先と比べても、飛躍的にうまくなっている場合もあるに違いないが、なかなかそこにはスポットがあたらない。それでも、願わくば指導者やチームメイト、親御さんなどは、その「伸び幅」に注目して、おおいにほめてほしいと思う。順位は、競う相手...
View Article2014インターハイ 「これから」③~清水大和(智頭農林高校)
2012年の福井インターハイ。その時点では、19位だったが「この先、伸びそうだな」という予感のするチームがあった。智頭農林高校だ。このときは、得点16.100が示すように、ミスもしていたと思うし、粗さのある演技だったように思う。だが、個々の選手の動きがとても基本を大切にしながら、大きさが感じられたこと。さらに、フロアを広く使って、休みなく動きまわる団体作品のアグレッシブさに、「未完の大器」の片鱗を見...
View Article坂井義則さんに哀悼の意を込めて
まず3月5日の最後にブログにコラムを投稿できなかったことをお詫びいたします。この半年間は本職のノンフィクション作家として、取材と執筆に没頭しておりました。...
View Article第17回アジア競技大会放送予定
番組名 アジア大会2014(韓国・仁川)放送局 TBS 内容 アジア大会(体操)の放送。他競技の放送もあり。 http://www.tbs.co.jp/asiangames/onair/ 放送日 2014年9月21日(日)18:30~22:50 2014年9月22日(月)17:30~22:50 2014年9月23日(火)17:30~22:50 2014年9月24日(水)17:30~22:54...
View Article2014全日本インカレレポート②「勇元望愛(武庫川女子大学)」
女子は15位までが全日本選手権に進出できる全日本インカレで、西日本インカレチャンピオンの勇元望愛は、16位だった。男子でも女子でも、いつどんな試合でも、この順位がいちばんきつい。「あと1つだったのに」そんな思いが残るに違いない。その差が僅かなほど、悔しさは何倍にもなる。彼女もきっとそんな思いをしたのではないかと思う。今大会、勇元は、とても好調だった。試技順が、ボールでは1番とやや早すぎた感はあるが、...
View Article2014全日本インカレレポート③「木崎頌子(国士舘大学)」
全日本インカレ1日目。国士舘大学の4年生・木崎頌子の最初の種目はボールだった。近年、女子の有力選手も増えてきた国士舘大学の中でも、木崎は、表現力には非凡なものがあり、集団演技などではひときわ目を引く存在だった。個人の演技でも種目によってまったく違う世界を描いて見せることのできる選手だった。そして、今大会は、彼女にとって「最後のインカレ」でもあり、特別な思いもあったのだろう。試合前に国士舘での練習を垣...
View Article日本女子体育大学新体操演技発表会~「ともに見る夢」
10月は、発表会月間です。今年は、日本女子体育大学がトップバッター!なんと、今年はバレエ「くるみわり人形」をテーマにした作品だそうです。1つの物語を新体操の演技で紡ぐという日本女子体育大学の発表会は、壮大なミュージカルのようで、技術の素晴らしさだけでなく、そのエンターティメント性に圧倒されます。新体操を頑張っている子ども達、現役選手たちはもちろんですが、「新体操でエンターティメントを!」と考えている...
View Article第33回世界新体操選手権イズミール大会現地レポート1
※記述一部修正(下線14.09.24)現地9月22日、第33回世界新体操選手権イズミール大会が開幕した。今日から1日1種目を演技しながら、4日間にわたって個人総合予選と国別対抗が行われるが、日本からは早川さくら、皆川夏穗、三上真穂の3名が出場した。最初のAグループ、地元トルコのすぐあとに登場した日本は、ボールの種目から。トップバッターは早川。出だしのマステリー(以下M...
View Article第33回世界新体操選手権イズミール大会現地レポート2
現地9月23日、世界新体操選手権イズミール大会は、個人総合予選と国別対抗の2日目となった。昨日、ボールの種目では良い出だしを見せた日本(早川さくら、皆川夏穗、三上真穂)は、今日はフープの種目。昨日と同じくトップバッターで登場した早川は、、今日も非常に美しい演技を見せた。しなやかで繊細で質の高い難度と動きであったが、腕の上をひねり回す技で、フープが腕から離れ、落下。そのあと、わずかにリズムが崩れたが、...
View Articleかささぎ杯男子成績
去る9月20日(土)~21日(日)に佐賀県総合体育館で開催されました。男子決勝記録を報告します。 『男子団体選手権』第4位 小林市立小林中学校 得点15.325 第5位 えびの市立上江中学校 得点14.450※小林中学校は10月26日(日)東京都:国立代々木体育館で開催される 「第32回全日本ジュニア新体操選手権大会」の出場権を獲得しました。『男子個人選手権』...
View Article第33回世界新体操選手権イズミール大会現地レポート3
現地9月24日、世界新体操選手権大会イズミール大会は個人総合予選と国別対抗の3日目が行われた。競技のシステムにより、三上真穂はフープとボールのみに出場。本日から行われるクラブとリボンの種目は、早川さくらと皆川夏穗が演技する。その早川は、最初のポーズをとって伴奏音楽がかかるのを待ったが、合図のピー音が鳴らなかったため、ポーズのまま、再度音楽がかかるのを待った。そしてピー音がなって動き出したが、出だしの...
View Article週末は、千葉へ! ~演技発表会のお知らせ~
新体操では、世界選手権の真っ最中ですが、この週末は、今年度インターハイ団体チャンピオン・昭和学院高校の文化祭です。新体操部の演技発表ももちろん、予定されています。●昭和学院高校演技発表会日時:9月28日(日)昼ごろ会場:昭和学院高校メインアリーナだそうです。あのインターハイ優勝作品も見られると思います。「全員で戦う」をモットーにしている昭和学院の新体操部員たちが、文字通り「一体」となる演技発表は、き...
View Article第33回世界新体操選手権イズミール大会現地レポート4
現地9月25日、世界新体操選手権イズミール大会は、個人総合予選と国別対抗の最終日となった。昨日、25位(早川さくら)と28位(皆川夏穂)で、個人総合決勝に進める24位のボーダーラインにいた二人であるが、決勝進出できるかどうかは今日の出来にかかっていた。...
View Article第33回世界新体操選手権イズミール大会現地レポート5
現地9月26日、世界新体操選手権イズミール大会は、個人総合決勝が行われた。日本からは早川さくらが18位、皆川夏穗が23位でふたりとも決勝進出を果たし、第1グループに出場した(予選13位~24位)。試技順1番で登場したのは皆川。予選で大きなミスが出て14点台になってしまったフープの種目からであったが、予選で失敗したジャンプでの投げの箇所は修正。動きも伸びやかに大きく演技できていたが、後半の足持ちローテ...
View Articleグローアップ
宮崎県体操協会関係者 様標題の講習会が下記要項のとおり開催されます。科学的視点からのコーチングを学習する良い機会となります。参加希望の方は11月16日(日)までに宮崎県体操協会事務局までお知らせください。
View Article第33回世界新体操選手権イズミール大会現地レポート6
現地9月27日、世界新体操選手権イズミール大会は団体総合が行われた。<第1グループ>このグループにはスペイン、イタリア、ブルガリア、ベラルーシの強豪国と、中堅国のフランスが登場。まずスペインはクラブの種目から。わずかなキャッチの移動はあったが、全体的には隙のない演技であった。17.183...
View Article第33回世界新体操選手権イズミール大会現地レポート7
現地9月28日、世界新体操選手権イズミール大会最終日は、団体種目別決勝が行われた。まずはクラブの種目からであるが、昨日の団体総合でミスをしたロシア、日本は出場しない。<クラブ>試技順1番はウクライナ。伸びやかさ、大きさはあるが中盤の交換で落下。16.066。 2番はスペイン。スペインらしい作品で、リズムを正確に刻んでいく。キャッチの移動も少なく、団体総合の時より良い出来であった。17.433...
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