男子
2013.6.15~16リージョンプラザ上越女子
2013.6.22~23新潟市西総合スポーツセンター
[男子団体]
1位 福井県 科学技術高等学校 15.3
2位 長野県 長野東高校 14.5
[女子団体]
1位 長野県 伊那西高校 13.366
2位 福井県 丸岡高校 13.322
3位 富山県 高岡商業高校 11.933
4位 石川県 金沢市立工業高校 10.933
5位 富山県 新湊高校 10.866
6位 新潟県 北越高校 10.266
7位 新潟県 新潟東高校 8.133
8位 長野県 飯田高校 5.566
[男子個人]
1位 福井県 科学技術高校 吉村 翔太 (3) 17.4
2位 富山県 新湊高校 京谷 知季 (3) 17.25
3位 富山県 新湊高校 石崎 優弥 (2) 16.15
4位 福井県 科学技術高校 八田 拓海 (2) 15.25
5位 長野県 長野東高校 滝沢光次郎 (3) 13.55
5位 石川県 加賀高校 宮下 航 (3) 13.55
7位 長野県 長野東高校 小橋 史宏 (3) 12.55
[女子個人]
1位 長野県 伊那西高校 猪又 涼子 (1) 28.15
2位 長野県 伊那西高校 三澤 奈々 (3) 23.9
3位 長野県 伊那西高校 折井 里帆 (3) 20.75
4位 新潟県 東京学館新潟高校 伊集院里乃花 (1) 20.7
5位 福井県 丸岡高校 大西 真子 (2) 20.65
6位 福井県 丸岡高校 近藤 奈菜 (2) 20.55
7位 新潟県 東京学館新潟高校 荒井 瀬奈 (1) 20.1
8位 富山県 富山商業高校 竹本 雛 (2) 19.3
9位 富山県 砺波高校 澤越 玲佳 (2) 18.6
10位 富山県 高岡商業高校 小島 星奈 (3) 17.55
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北信越ブロック大会(新体操)
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北信越ブロック大会(体操競技)
2013.6.15~16リージョンプラザ上越
[男子団体]
1位 福井県 鯖江高等学校 249.7
2位 石川県 星稜高等学校 215.25
3位 新潟県 分水高等学校 203.4
4位 新潟県 加茂高等学校 197.15
5位 長野県 岡谷工業高等学校 165.85
6位 長野県 塩尻志學館高等学校 158.35
7位 石川県 小松大谷高等学校 135.95
[女子団体]
1位 福井県 鯖江高等学校 157.35
2位 新潟県 分水高等学校 115.15
3位 石川県 鵬学園高等学校 100.4
4位 長野県 塩尻志學館高等学校 76.25
5位 富山県 富山商業高等学校 55.55
6位 新潟県 新潟西高等学校 50.2
7位 長野県 長野東高等学校 37.3
[男子個人]
1位 福井県 鯖江高校 南 瑛斗(3) 85.35
2位 福井県 鯖江高校 岩佐 亮(2) 82.9
3位 福井県 鯖江高校 冨田 惇貴(3) 82.45
4位 福井県 鯖江高校 荒屋敷 響貴(1) 81.4
5位 福井県 鯖江高校 近藤 宏紀(3) 80.65
6位 福井県 鯖江高校 小岩井 亮佑(3) 79.95
7位 福井県 鯖江高校 田畑 恭哉(2) 79.9
8位 石川県 星稜高校 高田 満吉(2) 79.2
8位 福井県 鯖江高校 古谷 安寿賀(3) 79.2
10位 石川県 星稜高校 高田 治吉(2) 77.8
11位 福井県 鯖江高校 杉野 広尭(2) 77.3
12位 福井県 鯖江高校 佐藤 崇太(2) 76.9
13位 新潟県 新潟青陵高校 渡邉 達郎(3) 73.2
14位 新潟県 分水高校 大関 元治(2) 72.35
15位 長野県 長野東高校 加藤 篤志(3) 71.8
16位 石川県 小松大谷高校 高橋 陸仁(3) 71.3
17位 新潟県 分水高校 阿部 優太(2) 68.4
17位 長野県 岡谷工業高校 宮坂 逸仁(3) 68.4
19位 石川県 小松高校 松村 真広(3) 68.2
20位 新潟県 高田高校 渡辺 陽大(1) 67.85
[女子個人]
1位 福井県 鯖江高校 夏目 侑香(3) 54.45
2位 福井県 鯖江高校 四方 奈々依(2) 51.55
3位 福井県 鯖江高校 森口 紗希(1) 50.55
4位 石川県 小松高校 斉官 志織(2) 50.15
5位 新潟県 分水高校 酒井 千幸(3) 49.5
6位 福井県 鯖江高校 松島 良音(2) 48.25
7位 福井県 鯖江高校 溝口 和花(1) 46.7
8位 新潟県 新潟江南高校 奥平 涼子(1) 45.95
9位 福井県 鯖江高校 中村 仁映(2) 45.8
9位 石川県 星稜高校 上田 聖菜(2) 45.8
11位 新潟県 長岡大手高校 齋藤 沙織(2) 43.5
11位 新潟県 分水高校 関崎 加奈子(3) 43.5
13位 富山県 富山商業高校 野口 茜(3) 42.75
14位 石川県 小松明峰高校 石田 千鶴(2) 42.5
15位 長野県 諏訪二葉高校 齊藤 ありさ(1) 42.35
16位 石川県 小松大谷高校 高橋 更(2) 38.9
17位 石川県 鵬学園高校 大野木 遥(1) 38.8
18位 石川県 鵬学園高校 政浦 麻代(3) 31.95
19位 石川県 鵬学園高校 川淵 優花(2) 29.45
20位 長野県 塩尻志學館高校 小池 千明(3) 29
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第67回全日本体操種目別選手権・男子ゆか決勝得点速報
星野力維(筑波大学) 14.950佐藤巧(徳洲会体操クラブ) 13.100白井健三(岸根高校) 15.900瀬島龍三(日本体育大学) 14.950 (PEN -0.1あり)出口諒財(徳洲会体操クラブ) 12.050白井勝太郎(コナミ) 15.050中島立貴(コナミ) 15.100早坂尚人(市立船橋高等学校) 15.200順位
1位 白井健三(岸根高校)
2位 早坂尚人(市立船橋高等学校)
3位 中島立貴(コナミ) 15.100
4位 白井勝太郎(コナミ) 15.050
5位 瀬島龍三(日本体育大学) 星野力維(筑波大学)
7位 佐藤巧(徳洲会体操クラブ)
8位 出口諒財(徳洲会体操クラブ)
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第67回全日本体操種目別選手権・男子ゆか決勝レポート
世界選手権代表への基準点 15.900星野力維 筑波大学後方宙返り3回半ひねり~前方宙返りひねり(着地止めるが少し低い)、後ろとびひねり前方屈身2回宙返り(両足で前に1歩)、前方宙返り1回ひねり~前方宙返り2回半ひねり(少し動く)、後方宙返り1回半ひねり~前方宙返り2回ひねり(少し動く)、十字倒立、後方宙返り2回半ひねり~前方宙返り1回半ひねり(両足で後ろに大きく動く)、後方宙返り3回ひねり(少し動く)佐藤巧 徳洲会体操クラブ前方屈身2回宙返り(止める)、後ろとびひねり前方屈身2回宙返り(しりもち)、前方宙返り2回半ひねり(後ろに1歩、ラインオーバー)、後方宙返り1回半ひねり~前方宙返り2回ひねり(少し動く)、後方宙返り2回半ひねり~前方宙返り1回ひねり(わずかに動く)、十字倒立(静止短い)、後方宙返り2回ひねり、後方宙返り3回ひねり白井健三 岸根高校後方宙返り3回半ひねり~前方宙返り2回ひねり(止める)、前方宙返り1回ひねり~前方宙返り3回ひねり(少し動く)、テンポ~後方宙返り3回ひねり(着地ではじかれその場で大きくはずむ)、脚上挙、後方宙返り2回半ひねり~前方宙返り2回半ひねり(止める)、側方宙返り1回ひねり、後方宙返り4回ひねり(ほぼひねりきりわずかな動きにまとめる)、15.900を獲得し基準点クリア!!!瀬島龍三 日本体育大学出口諒財 徳洲会体操クラブ前方宙返り2回半ひねり(少し動く)、かかえこみ新月面(その場ではずむ)、後ろとびひねり前方屈身2回宙返り(しりもち)、後方宙返り1回半ひねり~前方宙返り2回ひねり(しりもち)、後方宙返り2回半ひねり~前方宙返り1回ひねり~前方宙返り1回半ひねり(低くなり、前に手をつく)、十字倒立、後方宙返り3回ひねり(両足で後ろに大きく1歩)白井勝太郎 コナミ前方宙返り1回ひねり~前方宙返り2回半ひねり、後方宙返り3回半ひねり~前方宙返りひねり(少し低くなり、着地も動く)、後方宙返り2回半ひねり~前方宙返り1回半ひねり(止める)、後方宙返り1回半ひねり~前方宙返り2回ひねり(止める)、脚上挙~倒立、トーマス転、後方宙返り3回ひねり(両足で後ろに動く)中島立貴 コナミ後方宙返り1回半ひねり~前方宙返り2回半ひねり(横に大きく1歩)、前方宙返り1回ひねり~前方宙返り2回ひねり(止める)、後方宙返り2回半ひねり~前方宙返り1回半ひねり(止める)、トーマス転(余裕ある捌き)、フェドルチェンコ、脚上挙、後方宙返り3回ひねり(両足で後ろに1歩)早坂尚人 市立船橋高等学校後方宙返り3回半ひねり~前方宙返りひねり(低くなり、その場で動く)、前方宙返り1回ひねり~前方宙返り2回半ひねり(少し動く)、フェドルチェンコ、後ろとびひねり前方かかえこみ2回宙返りひねり(止める)、後方宙返り1回半ひねり~前方宙返り2回ひねり(両足で前に1歩)、後方宙返り2回半ひねり~前方宙返り1回半ひねり(止める)、後方宙返り3回ひねり(後ろに1歩)白井健三が基準点クリアで優勝、2位にも高校生の早坂尚人が入る
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第67回全日本体操種目別選手権・男子あん馬決勝
世界選手権代表への基準点は15.800田中和仁 徳洲会体操クラブ逆交差倒立、フロップ、コンバイン、マジャール、シバド、ポメル旋回、シュテクリB、フクガ、逆リヤ倒立ひねり移動下り、ほぼ完璧な実施で演技をまとめる若林裕樹 日本体育大学正交差倒立、逆交差倒立、メリーゴーランド(大きく脚を開く)、Eコンバイン(ぶつける)、フロップ、ウーグォニアン、マジャール、シバド、シュテクリA倒立ひねり移動開脚入れ、逆リヤ倒立ひねり移動下り(E)後半に独創的な技を入れた構成、残念ながら2カ所のミスがあり田中選手に及ばず古谷嘉章 仙台大学逆リヤ倒立ひねり移動開脚入れ、逆交差倒立、フロップ、コンバイン(少し詰まる)、コニシ、ポメル旋回、前移動・とび前移動、シバド、シュテクリB、逆リヤ倒立ひねり移動下り、前半少し慎重な動きに見えたが大きなミス無く演技をまとめる、若林選手を上回ったが田中選手にはおよばず森赳人 コナミ正交差倒立、とび正交差逆交差入れ、コンバイン(バランスをくずし止まりそうになるがなんとかしのぐ)、ウーグォニアン、シバド、マジャールシュピンデル(旋回の回数多い?)、前移動・とび前移動、ハーフシュピンデル、シュテクリB、逆リヤ倒立ひねり移動下り(ひねり移動の途中で手前に下りてしまう)中島立貴 コナミ正交差倒立、逆交差倒立、コンバイン、ウーグォニアン、シバド、マジャール(馬背のみ使用)、フロップ、2/3後ろ移動、ポメル旋回、フクガ、逆リヤ倒立ひねり移動下り、非常に美しい旋回で演技を通しきる、15点台を獲得し田中選手を上回り暫定トップに立つ長谷川智将 日本大意大学ブスナリ(G、若干力を使う場面も見られたが成功)、倒立ひねり移動開脚旋回(F)、とび逆交差、ウーグォニアン、トンフェイ、ロス、マジャール、シバド、シュテクリB、逆リヤ倒立ひねり移動下り、非常に独創的な構成を大きなミス無く演じきる、中島選手を上回り暫定トップに立つ小林研也 コナミ逆リヤ倒立、2/3後ろ移動、前移動・とび前移動、シバド、フロップ、コンバイン、ウーグォニアン、フェドルチェンコ、ポメル旋回~シュテクリA倒立ひねり移動下り、ほぼ完璧な実施で演技を通しきる、亀山耕平 徳洲会体操クラブ逆交差倒立、正交差倒立、フロップ、Eコンバイン、あん部馬背フェドルチェンコ(E)、前移動・とび前移動、シバド、マジャールシュピンデル(少し詰まる)、ウーグォニアン(バランスをくずし落下)、シュテクリA倒立ひねり移動下り、非常に高度な演技構成を終盤まで順調にこなしてきたが痛恨の落下各選手が高いDスコアの演技に挑む中、長谷川智将がうれしい初優勝
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第67回全日本体操種目別選手権・女子跳馬決勝
本間未来(岸根高校)①伸身ツカハラ1回ひねり 後半少し失速。頭の位置が低い着地になる。小さく前へ1歩。D5.2 E8.45②前方転回屈身前宙1/2ひねり 大きさもあり、良い実施。着地で少し頭が下がるのが気になるが、着地を前1歩でまとめる。 D5.0 E8.5池田正美(駒沢クラブ)①前方転回屈身前宙1/2ひねり 高さ充分。屈身姿勢からしっかりと体を開き、着地へもっていく。前へ1歩。 D5.0 E8.6②伸身ツカハラ1回半ひねり しりもちをついてしまうが、まっすぐな伸身姿勢であった。失敗したのは残念だったが、この技への挑戦は評価したい。D5.5 E7.55竹谷清花(KRM体操センター)①ユルチェンコ2回ひねり 大きさ、距離、伸身姿勢すべてにおいて良い跳躍だったのだが、着地で大きく後ろへ1歩さがり、腕を回すほどバランスを崩してしまったのがもったいない。 D5.8 E8.95②前方転回抱え込み前宙 高さ、距離も充分であったが、残念ながらしりもち。D4.4 E7.45永井美津穂(日本体育大学)①ユルチェンコ2回ひねり 大きさ、スピードも充分であったのだが、着地で後ろへ大きく1歩出してしまう。D5.8 E8.95②抱え込みツカハラ 伸身ツカハラの表示であったが、入りでつまり、膝が曲がった抱え込み宙返りになってしまう。D4.0 E8.2湯元さくら(ならわ体操クラブ)①ユルチェンコ1回ひねり 「フワッ」ど浮くような、高さのある実施。着地も小さく後ろへ1歩でまとめる。D5.0 E8.9②伸身ツカハラ 美しい伸身姿勢での実施。後ろへ大きく1歩。D4.6 E8.8杉原愛子(羽衣体操クラブ)①ユルチェンコ1回半ひねり 小柄ながら大きさがあり、初めから最後まで美しい伸身姿勢での実施。後ろへ1歩でふんばる。D5.3 E8.8②抱え込みツカハラ1回ひねり 突きのしっかり入った高さのある実施。抱え込み姿勢も問題なしだが、少し足がバラつく。着地後ろ1歩でこらえる。D4.6 E8.55寺本明日香(レジックスポーツ)①前方転回伸身前宙1/2ひねり NHK杯の時よりも精度が上がり、より、伸身姿勢が良くなっている。着地寸前で少し腰が折れ、頭がさがってしまうのが気になるが、良い実施であった。D5.4 E8.9②伸身ツカハラ1回ひねり 全日本個人総合から3種類違うグループの跳躍を見せた寺本選手。その才能のすごさが伺える。きれいな伸身姿勢でひねりきり、後ろへ1歩。D5.2 E8.7村上茉愛(池谷幸雄体操倶楽部)①ユルチェンコ2回ひねり 高さ、距離共に充分。着地で少し頭が下がるが、ぐっとふんばり着地を決める。D5.8 E9.1②伸身ツカハラ1回ひねり 美しい伸身姿勢で大きさのある実施。しっかりとひねりきり、着地は両足で後ろへ大きくホップ。応援団からの大きな声援にガッツポーズで応える。D5.2 E8.9
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第67回全日本体操種目別選手権・男子つり輪、女子段違い平行棒決勝得点速報
男子 つり輪鈴木康平(日本体育大学) 14.350村上雄人(仙台大学) 14.700武田一志(日本体育大学) 14.800長野託也(日本大学) 15.100田中和仁(徳洲会体操クラブ) 15.200小林研也(コナミ) 15.150岡村康宏(朝日生命) 15.250山室光史(コナミ) 15.100最終順位
1位 岡村康宏(朝日生命)
2位 田中和仁(徳洲会体操クラブ)
3位 小林研也(コナミ)
4位 長野託也(日本大学) 山室光史(コナミ) 15.100
6位 武田一志(日本体育大学)
7位 村上雄人(仙台大学)
8位 鈴木康平(日本体育大学)女子 段違い平行棒大瀧千波(国士舘大学) 13.150山本優理子(戸田市スポーツセンター) 13.100井上和佳奈(水鳥体操館) 13.500内山由騎(スマイル体操クラブ) 13.800美濃部ゆう(朝日生命) 13.300新竹優子(羽衣国際大学) 13.550笹田夏実(帝京高等学校) 14.150寺本明日香(レジックスポーツ) 12.750最終順位
1位 笹田夏実(帝京高等学校)
2位 内山由騎(スマイル体操クラブ)
3位 新竹優子(羽衣国際大学)
4位 井上和佳奈(水鳥体操館)
5位 美濃部ゆう(朝日生命)
6位 大瀧千波(国士舘大学)
7位 山本優理子(戸田市スポーツセンター)
8位 寺本明日香(レジックスポーツ)
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第67回全日本体操種目別選手権・男子つり輪
世界選手権代表への基準点15.800鈴木康平 日本体育大学後転中水平(F)、振り上がり中水平、振り上がり十字倒立、振り上がり倒立、ヤマワキ~屈身ヤマワキ~ホンマ十字懸垂、けあがり十字懸垂、ほんてん倒立(バランスをくずし肘をまげて調整)、後方車輪~新月面宙返り下り(少し動く)、力強い実施だったが肘曲げのミスが響く村上雄人 仙台大学後転中水平(F、少し反動を使う)、ナカヤマ、振り上がり上水平、屈身ヤマワキ~ホンマ十字懸垂~中水平、ヤマワキ~振り上がり開脚上水平、ほんてん倒立(少し反る)、後方車輪~伸身月面宙返り下り(少し動く)、力強い実施で演技をまとめる武田一志 日本体育大学振り上がり中水平、けあがり中水平、アザリアン、ほんてん倒立、屈身ヤマワキ~ヤマワキ~ホンマ十字懸垂、振り上がり倒立、後方車輪~新月面宙返り下り、正確な実施で演技をまとめる長野託也 日本大学振り上がり中水平、後転中水平(F)、振り上がり十字倒立(わずかにゆれる)、ほんてん倒立(少し反る)、屈身ヤマワキ~ヤマワキ~ホンマ十字懸垂、アザリアン、振り上がり倒立、新月面宙返り下り(止める)、高いD難度の構成をミス無くまとめ15点台を獲得、暫定トップに立つ田中和仁 徳洲会体操クラブ振り上がり中水平、ナカヤマ、アザリアン、ヤマワキ~屈身ヤマワキ~振り上がり倒立、屈身グチョギー~グチョギー~ほんてん倒立、伸身月面宙返り下り(止める)、出場選手の中でDスコアは高い方ではないが正確な実施で長野選手を上回り暫定トップに立つ小林研也 コナミ振り上がり上水平(少しゆれる)、後方けあがり中水平、アザリアン、屈身ヤマワキ~振り上がり中水平、ナカヤマ、ほんてん倒立、振り上がり倒立、後方車輪~新月面宙返り下り(止める)、余裕ある技捌きでミス無く演技をまとめるが、田中選手に及ばず暫定2位岡村康宏 朝日生命アザリアン、振り上がり中水平~十字倒立、振り上がり倒立、屈身ヤマワキ~ホンマ十字懸垂~中水平、振り上がり十字倒立(わずかにゆれる)、後方車輪~伸身月面宙返り下り(止める)、非常に高度な構成を力強い実施で演技をまとめ、田中選手を上回り暫定トップに立つ山室光史 コナミ後転中水平(F)、振り上がり十字倒立~倒立、振り上がり倒立、屈身ヤマワキ~振り上がり中水平、アザリアン、振り上がり上水平、ほんてん倒立(少しぶれる)、伸身新月面宙返り下り(前に大きく1歩動く)、前半素晴らしい実施だったが後半疲れが見え、最後はF難度の下りに挑んだが着地で大きく動いてしまい優勝ならず岡村康宏選手が昨年に続き2連覇達成
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第67回全日本体操種目別選手権・女子段違い平行棒
大瀧千波(国士舘大学)一つ一つの倒立姿勢を丁寧にこなしていく。背面車輪、ギンガー、トカチェフの離れ技の安定性は抜群。1/2ひねり低棒移動からのフット飛び出しをつなげ、終末技ムーンサルトで小さくホップ。派手な大技こそないが、丁寧な実施。D5.3 E7.85山本優理子(戸田市スポーツセンター)フット倒立1回ひねり+ギンガー(D+D)、振り上げ倒立ホップ逆手持ち替え~イエガー、1/2ひねり低棒移動~シュタルダー飛び出し高棒移動を美しい実施でこなし、終末技抱え込みムーンサルトを小さいホップでまとめる。 D5.5 E7.6井上和佳奈(水鳥体操館)振り上げ倒立、車輪1回ひねり等の倒立姿勢にしっかりと意識がわたっている演技。非常に高さのあるイエガーは迫力がある。その直後の振り上げ倒立が少し甘く入ってしまうが、1/2ひねり低棒移動~フット飛び出し高棒移動でで立て直し終末技伸身ダブルで前1歩。D5.1 E8.4内山由綺(スマイル体操クラブ)閉脚シュタルダー倒立1/2ひねり+イエガー(D+D)、開脚シュタルダー倒立1回ひねり+パク(D+D)などの組み合わせをしっかりと決めるが、パク直後の振り上げ倒立1/2移向で少し軸がぶれる。シュタルダー飛び出し高棒移動の後の振り上げ倒立で体が反り、バランスを崩す。一瞬、NHK杯決勝での失敗が頭をよぎるが、なんとかこらえ、抱え込みムーンサルトの着地を決める。D5.7 E8.1美濃部ゆう(朝日生命)大逆手片手軸1回半ひねり+トカチェフ(E+D)、大逆手片手軸1回ひねり+イエガー(E+D)の組み合わせは職人技。丁寧に倒立姿勢をまっすぐにおさめにいっているのがよくわかる実施。1/2ひねり低棒移動が少し甘く入ったが、フット飛び出し高棒移動でなんとか修正。終末技前宙ダブルでしゃがみ立ち+後ろへ大きく1歩出し、大きな減点となる。新竹優子(羽衣体操クラブ)開脚シュタルダー1回ひねり+ギンガー(D+D)を決め、前方開脚シュタルダー1回ひねりでひねりきりが遅くなりブレてしまうが、イエガーで修正しながらキャッチ(D+D)、美しいパク宙返りを決め、終末技前宙ダブルは回転不足をなんとかこらえ、後ろへ大きく1歩。D5.6 E7.95笹田夏実(帝京高等学校)閉脚シュタルダー1回ひねり+トカチェフ(E+D)をしっかりと決めるが、その直後の振り上げ倒立の角度が甘く入る。1/2ひねり低棒移動~シュタルダー飛び出し高棒移動、最後のシュタルダー倒立1回ひねりでひねり終わりが遅く角度が甘めでブレてしまうがムーンサルトまでなんとかつなげ、着地をふんばり、止める。(D+D)D5.7 E8.45 寺本明日香(レジックスポーツ)閉脚シュタルダー倒立1回ひねり+ギンガー(E+D)をいつも通りしっかりと決めるが、次の閉脚シュタルダー倒立1/2ひねりで肘が曲がりバランスを崩す。そのままなんとかイエガーまでつなげ(D+D)、修正を試みるが、開脚シュタルダー1回ひねりで同じように肘を曲げバランスを崩し倒立まで達せず、前へ落下。その後残りの演技は終末技の前宙ダブルまでしっかりとこなす。「安定」「失敗しない」寺本選手にめずらしい失敗が出てしまったが、日本のシニアで唯一Dスコア6点台を持つ構成は国際舞台の種目別でも戦っていけるであろう。D6.1 E6.65
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第67回全日本体操種目別選手権・男子跳馬、女子平均台決勝得点速報
女子平均台池尻麻希(日本体育大学) 11.800湯元さくら(ならわ体操クラブ) 12.900笹田夏実(帝京高等学校) 13.850長谷部晴子(大阪体育大学) 11.850新竹優子(羽衣国際大学) 12.650寺本明日香(レジックスポーツ) 13.850野田咲くら(朝日生命) 12.400美濃部ゆう(朝日生命) 14.150※最終順位
1位 美濃部ゆう(朝日生命)
2位 寺本明日香(レジックスポーツ) 笹田夏実(帝京高等学校)
4位 湯元さくら(ならわ体操クラブ) 12.900
5位 新竹優子(羽衣国際大学)
6位 野田咲くら(朝日生命)
7位 長谷部晴子(大阪体育大学)
8位 池尻麻希(日本体育大学)男子跳馬河合将利(日本体育大学) 13.350/14.750/決定点14.050東田祥徳(駒澤大学) 15.250/14.800/決定点15.025青山政高(コナミ) 14.800/14.750/決定点14.775川井航(順天堂大学) 14.950/15.100/決定点15.025小倉佳祐(早稲田大学) 15.100/15.000/決定点15.050白井勝太郎(コナミ) 14.900/14.500/決定点14.700沖口誠(コナミ) 15.050/14.450/決定点14.750齋藤優佑(徳洲会体操クラブ) 14.800/15.100/決定点14.950※最終順位
1位 小倉佳祐(早稲田大学)
2位 東田祥徳(駒澤大学) 川井航(順天堂大学)
4位 齋藤優佑(徳洲会体操クラブ)
5位 青山政高(コナミ)
6位 沖口誠(コナミ)
7位 白井勝太郎(コナミ)
8位 河合将利(日本体育大学)
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第67回全日本体操種目別選手権・男子跳馬
世界選手権代表への基準点16.400(2本の平均点)河合将利 日本体育大学1本目ローチェ 若干回転が足りずしりもち2本目 ドリッグス 余裕のある跳躍で着地は前に1歩東田祥徳 駒澤大学1本目 ロペス 姿勢欠点はみられるが腰高の着地でほぼ止める2本目 前転とび前方伸身宙返り2回ひねり 若干姿勢欠点が目立つ実施だったが着地はほぼ止める青山政高 コナミ1本目 ローチェ 低くしゃがみ込んだ着地となったが止める、おしりはつかなかったよう2本目 ドリッグス まとまりのある跳躍、ひねりきりも良く両足で前に1歩川井航 順天堂大学1本目 ヨーⅡ 姿勢欠点は少ない跳躍で勢いもあったが、若干低い着地となり右後ろに大きく1歩動きラインオーバー2本目 ロペス 姿勢欠点は少ないが入りがまっすぐに近い印象を受けた、跳躍自体は比較的ひねりきりも良く、腰高の着地だったが後ろに動きラインオーバーここまで東田選手と川井選手が同点1位小倉佳祐 早稲田大学1本目 ロペス 若干姿勢欠点がある跳躍、腰高の着地だったが少しはじかれ1歩横に動きラインオーバー2本目 ヨーⅡ 比較的まとまった跳躍、着地は少し前にかかり大きく1歩動きラインオーバー0.025の僅差ながら東田、川井両選手をかわし暫定トップに立つ白井勝太郎 コナミ1本目 ドリッグス 姿勢欠点も少なく安定感のある跳躍でひねりきりも良く、着地は両足で前に1歩2本目 ロウウン 美しい跳躍で着地は両足で後ろに1歩2本目のDスコアが低く、メダル圏内には入れず沖口誠 コナミ1本目 ロペス 若干入りで脚割れあり、跳躍自体はまずまずだったが、着地は少し腰砕く状態になり後ろに動く2本目 ロウウン 姿勢欠点も少なく余裕ある跳躍、着地は両足で後ろに動くやはり2本目のDスコアが低く、メダル圏内に入れず齊藤優介 徳洲会体操クラブ1本目 ヨーⅡ 姿勢欠点の少ない雄大な跳躍だったが、着地が大きく乱れラインオーバー2本目 ロペス これも姿勢欠点の少ない雄大な跳躍だったが、少し腰砕けの着地となり片膝をつきそうになりラインオーバー着地ミスが響きメダル獲得ならず大学2年生の小倉佳祐が1年ぶりにチャンピオンに復帰、2位には東田、川井の大学生が同点で入った
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第67回全日本体操種目別選手権・女子平均台
池尻真希(日本体育大学)開始技ロンダート~両足スワンで落下。交差リープ+抱え込み宙返りを力強く決める。(C+C)ポパで少しひねり不足、側宙、交差1/2ひねりでは昨日の実施より良く、ひねりきる。終末技3回ひねりではひねり不足から両足を前後に大きく開く着地になってしまうが、しっかりとふんばる。落下があったが、最後までしっかりと演技をこなした。D5.7 E6.1湯元さくら(ならわ体操クラブ)開始技縦向き浮き腰倒立で強さを見せる。交差輪とびは少し後ろ脚の曲げが甘いか。片足伸身前宙で一度切り、バク転スワンをしっかり乗せる。抱え込み側宙をぐっとふんばり、交差リープ+抱え込み宙返りの組み合わせ(C+C)はつながりのリズムで加点がとれるかどうか。終末技屈身ダブルの着地で小さくホップ。コーチの「よし!」という声が響く。D5.5 E7.4笹田夏実(帝京高等学校)開始技ロンダート~後方伸身1回ひねり(G)を見事に決める。以前よりかなり実施がよくなっている印象。抱え込み前宙を高い着地姿勢で決め、バク転スワンもふらつきなくまとめる。交差輪とびも今日は輪の姿勢をしっかり見せる。足持ち1回ターンで小さなふらつき、片足伸身前宙、交差リープ+羊ジャンプ(C+D)をしっかりとこなし、終末技屈身ダブルで後ろへ1歩。ほっとした表情を見せる。
D6.0 E7.85長谷部晴子(大阪体育大学)片足伸身前宙+ウルフジャンプ(D+A)つながりのリズムで減点か。バク転スワンをふらつきなくしっかり決める。交差リープで後ろ脚が上がらず着台後大きくふらつく。その後も側宙、羊ジャンプ、抱え込み側宙などでバランスを崩し、終末技2回半ひねりでは横へマットから落ちてしまうほど大きく1歩出る。予選をトップで通過したため、プレッシャーがあったか。D5.6 E6.25新竹優子(羽衣体操クラブ)交差リープ、浮き足水平1回ターン+1回ターン(C+A)の組み合わせのリズム不良で加点がとれているかどうか。側宙を力強く決めるが、交差輪とびで後ろ脚の曲がり不十分。おそらく難度格下げと片足を上げてしまうふらつきの減点。バク転スワンをふらつきなく決め、片足伸身前宙からの前後開脚ジャンプは組み合わせが途切れる。屈身側宙を決め、終末技屈身ダブルでバランスを崩すがぐっとふんばりこらえようとする。ベテランの意地をみせた演技。D5.4 E7.25寺本明日香(レジックスポーツ)
2回ターン+1回ターン(C+A)の組み合わせ加点をとってくる。オノディで少し止まって、バク転スワン。3技の組み合わせ(D+B+C)加点なし。片足伸身前宙+抱え込み側宙(D+D)も一つ目の前宙で前足を台に着いてしまい、組み合わせ成立せず。交差リープ+抱え込み宙返り(C+C)の実施は良く、組み合わせ加点OK。ジョンソンで少し開脚姿勢に傾きがあったがうまくまとめる。終末技3回ひねりの着地をマットにねじ込むようにとめてくる。「さすが」の寺本選手の演技。 D5.9 E7.95野田咲くら(朝日生命)交差リープ+抱え込み宙返り(C+C)の組み合わせ加点をしっかりととるが、側宙でふらつく。交差輪とびの後ろ脚の曲がりが少し浅いがE難度で承認されているかどうか。バク転スワンを力強く決め、片足伸身前宙+羊ジャンプ(D+D)では間のつなぎの部分で少ししゃがみが入ったため、組み合わせの加点がとれているかどうか。抱え込み側宙、ウルフジャンプ~シソンヌをしっかり決めるが、終末技屈身ダブルで手を前につくミス。D5.8 E6.6美濃部ゆう(朝日生命)ロンダート+両足伸身スワン(B+E)スワンの後ろ脚がもう少しで平均台からはずれるのではないかというぐらいギリギリのラインでしっかり体を伸ばしきった伸身姿勢を見せてくる。その次のシソンヌ~ウルフジャンプを連続で決める。抱え込み側宙、浮き足水平ターン+インサイド1回ターン(C+A)をしっかり決める。片足伸身前宙+前後開脚ジャンプ(D+A)の組み合わせのリズムはどうか。オノディ+羊ジャンプ(D+D)も組み合わせ加点をとろうとしてきたが、とどまりが見えてしまう。交差リープ+抱え込み宙返り(C+C)は問題ない実施。終末技屈身ダブルでしゃがみそうになってしまうがなんとかこらえ、後ろ1歩でまとめる。代表入りをかけたベテランの意地、経験値を生かした攻めの実施が頼もしさを感じさせた。Dスコア6.1。Eスコアも唯一美濃部選手だけ8点台に乗せてきた。D6.1 E8.05
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第67回全日本体操種目別選手権・男子平行棒、女子ゆか得点速報
男子平行棒小山仁寛(鹿屋体育大学) 14.700瀬島龍三(日本体育大学) 12.350植松鉱冶(コナミ) 15.150桑原俊(徳洲会体操クラブ) 13.650田中佑典(コナミ) 14.150小林研也(コナミ) 15.550神本雄也(日本体育大学) 15.350田中和仁(徳洲会体操クラブ) 14.300※最終順位
1位 小林研也(コナミ)
2位 神本雄也(日本体育大学)
3位 植松鉱冶(コナミ)
4位 小山仁寛(鹿屋体育大学)
5位 田中和仁(徳洲会体操クラブ)
6位 田中佑典(コナミ)
7位 桑原俊(徳洲会体操クラブ)
8位 瀬島龍三(日本体育大学)女子ゆか美濃部ゆう(朝日生命) 13.500杉原愛子(羽衣体操クラブ) 12.100寺本明日香(レジックスポーツ) 13.200土橋ココ(レジックスポーツ) 12.900 (PEN-0.3あり)井上和佳奈(水鳥体操館) 13.350笹田夏実(帝京高等学校) 13.650内山由綺(スマイル体操クラブ) 13.750村上茉愛(池谷幸雄体操倶楽部) 13.450※最終順位
1位 内山由綺(スマイル体操クラブ)
2位 笹田夏実(帝京高等学校)
3位 美濃部ゆう(朝日生命)
4位 村上茉愛(池谷幸雄体操倶楽部)
5位 井上和佳奈(水鳥体操館)
6位 寺本明日香(レジックスポーツ)
7位 土橋ココ(レジックスポーツ)
8位 杉原愛子(羽衣体操クラブ)
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第67回全日本体操種目別選手権・男子平行棒
世界選手権代表への基準点15.900小山仁寛 鹿屋体育大学シャルロ(少しぶれるがこらえる)、棒下宙返りひねり、棒下宙返り、ベーレ(少し勢いに欠ける)、車輪、チッペルト、ツイスト、後ろ振り上がり倒立、前方かかえこみ2回宙返り下り(止める)、前半若干ふらつく場面が見られたが大きなミスなく演技をまとめる瀬島龍三 日本体育大学逆上がりひねり、棒下宙返り、ドミトリエンコ(受けが詰まり前振り上がりが上がらず停滞)、ツイスト、開脚前宙、屈身ベーレ、倒立ひねりで落下、チッペルト(乗る)、Dツイスト、開脚浮き腰上がり倒立、後方屈身2回宙返り下り(止める)2度の大過失が響き得点を伸ばせず植松鉱治 コナミホンマ(次の倒立に腰を若干まげて上げる)、棒下宙返りひねり、棒下宙返り、屈身ベーレ、バブサー、チッペルト、ヒーリー、Dツイスト、閉脚浮き腰上がり倒立、後方屈身2回宙返り下り(わずかに動く)目立ったミス無く演技をまとめ15点台獲得、暫定トップに立つ桑原俊 徳洲会体操クラブ逆上がりマクーツ(脚をぶつけ停滞)、ホンマ、棒下宙返りひねり(2歩前に歩く)、棒下宙返り、開脚前宙屈腕支持、ヒーリー、倒立止まらずツイスト、Dツイスト、閉脚浮き腰上がり倒立、後方屈身2回宙返り下り(止める)、新技に挑戦してきたが惜しくも失敗、暫定3位でメダル獲得は厳しい状況田中佑典 コナミホンマ、マクーツ(脚をぶつける)、シャルロ(うまくはまったように見えたが下りる)、棒下宙返りひねり、棒下宙返り、車輪、Dツイスト、閉脚浮き腰上がり倒立、ヒーリー、ツイスト、後方屈身2回宙返り下り(止める)2回の大きなミスが響き得点を伸ばせず暫定3位だがメダル圏内はきびしい状況小林研也 コナミシャルロ、棒下宙返りひねり、棒下宙返り、ドミトリエンコ、屈身モリスエ、ヒーリー、車輪、屈身ベーレ、チッペルト、後方屈身2回宙返り(少しはじかれ1歩動く)、シャルロが若干倒立にはいりきらなかったが問題無く捌く、以後落ち着いた実施で演技をまとめ植松選手を大きく上回り暫定トップに立つ神本雄也 日本体育大学ホンマ(続く倒立で若干肘をゆるめて調整)、棒下宙返りひねり、シャルロ、棒下宙返り、車輪ディアミドフ、車輪、屈身ベーレ、チッペルト(少しリズムがくずれる)、ヒーリー、開脚前宙、後方屈身2回宙返り下り(少し動く)、安定感のある実施で演技をまとめ暫定2位につけメダル獲得決定田中和仁 徳洲会体操クラブシャルロ~単棒懸垂、開脚浮き腰上がり倒立、ドミトリエンコ(少し詰まった実施)、棒下宙返りひねり、棒下宙返り、屈身ベーレ、屈身モリスエ、ツイスト、Dツイスト、閉脚浮き腰上がり倒立(歩く)、後方屈身2回宙返り下り(後ろに転倒)、攻めの演技だったと思うが着地で痛恨の転倒小林研也が2連覇、2位に大学1年生の神本、3位に植松が入った。
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第67回全日本体操種目別選手権・女子ゆか
美濃部ゆう(朝日生命)浮き足水平2回ターン+浮き足水平1回ターン(D+B)の組み合わせで浮き足の高さをしっかりアピール。抱え込みダブル、後方1回半+前方伸身1回ひねり(C+C)をしっかりと決め、ダンス系要素を丁寧に正確にこなす。2回半ひねり、課題の最終屈身ダブルの着地も高い姿勢でまとめ、笑顔でポディウムを降りる。D5.5 E8.0杉原愛子(羽衣体操クラブ)出だしの3回ひねりで前に手を着くミス。2回半ひねり+伸身前宙(D+B)の組み合わせで加点をとってくるが、前宙で横へ大きく1歩。しかし、交差輪とび、カデット1/2ひねり、3回ターン等では質の高い実施を見せてくる。後方1回半+前方伸身1回ひねり(C+C)の組み合わせ、最後の抱え込みダブルもしっかりと決める。立ち姿勢がとても良く、体線の美しい演技。D5.5 E6.6寺本明日香(レジックスポーツ)
2回半ひねり+伸身前宙(D+B)の前宙のけりが少しぬけた形になり、伸身前宙の高さが出ず、減点対象に。伸身前宙2回ひねり+抱え込み前宙を無難にまとめるが、3回ターンで少しホップが入ってしまう。おそらく難度は承認されるが、バランスを崩したという減点。3本目の3回ひねりの着地ではじかれてしまい大きく前へ1歩。最後の屈身ダブルは小さなホップでまとめる。少し疲れた表情を見せる。D5.4 E7.8土橋ココ(レジックスポーツ)カデット1回ひねり(D)をきちんとひねりきる。後方1回半+前方2回ひねり(C+D)の高さのある実施は見事。抱え込みムーンサルトでは横にずれてしいまい、横へホップしラインオーバー。丁寧にダンス系要素交差輪とび、交差1/2ひねりをこなし、2回半ひねり+抱え込み前宙は少しショート。ジョンソン1/2ひねりをしっかりひねりきり、終末技抱え込みダブルの着地をまとめる。D5.7 E7.5井上和佳奈(水鳥体操館)
2回半ひねり+前方伸身1回ひねり(D+C)で0.2の組み合わせ加点をとってくる。屈身ダブルの着地をぎゅっとフロアーにねじ込み、丁寧にダンス系要素をこなす。高さのある2回ひねり、終末技3回ひねりの着地もしっかりと押さえ込み。ホッとした表情を見せる。全体的に着地を丁寧に意識して実施してきた。D5.3 E8.05 笹田夏実(帝京高等学校)
3回ひねりで少しはじかれ後ろへ1歩。後方1回半ひねり+伸身前宙1回ひねり(C+C)はしっかりひねりきる。足持ち2回ターンで少しホップしてしまったのでひねりきりがどうか。交差輪~交差1/2ひねりを丁寧にこなし、終末技屈身ダブルの着地で小さくホップ。良い出来。D5.4 E8.25内山由綺(スマイル体操クラブ)高さのあるカデット1回ひねり(D)をしっかりと決め、1本目アラビアンダブルで圧倒的な高さを見せて会場を沸かせる。3回ひねりをしっかりひねりきり、交差輪~交差1/2ひねりを丁寧にこなし、3本目後方1回半ひねり+前方1回ひねり(C+C)を充分な高さで力強くまとめてくる。最後の屈身ダブルの着地を狙い定めてピタっと止める。ダンスも顔の表情までこだわった徹底ぶり。ジュニア選手ながら、堂々の演技でこの時点でトップに立つ。D5.5 E8.25村上茉愛(池谷幸雄体操倶楽部)出だしの伸身ダブル(F)、折り返しの抱え込みルドルフ(H)の着地をピタリと止め、会場を沸かせる。ダンス系要素もしっかりこなし、後方1回半+前方1かひねり(C+C)の着地も止め、直ちにダンスへつなげるこなしは芸術性の面で評価されるところである。3回ターンを無難に決め、場内が最高に盛り上がったところだったが、課題の終末技3回ひねりでショートし、前に手を着くミス。会場中にため息がもれる。D6.0 E7.45
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第67回全日本体操種目別選手権・男子鉄棒決勝得点速報
森赳人(コナミ) 15.150横山聖(日本体育大学) 14.900寺尾尚之(朝日生命) 13.650小泉和照(相好体操クラブ) 14.200齋藤優佑(徳洲会体操クラブ) 15.300田中和仁(徳洲会体操クラブ) 15.250植松鉱冶(コナミ) 16.050田中佑典(コナミ) 15.750※最終順位
1位 植松鉱冶(コナミ)
2位 田中佑典(コナミ)
3位 齋藤優佑(徳洲会体操クラブ)
4位 田中和仁(徳洲会体操クラブ)
5位 森赳人(コナミ)
6位 横山聖(日本体育大学)
7位 小泉和照(相好体操クラブ)
8位 寺尾尚之(朝日生命)
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第67回全日本体操種目別選手権・男子鉄棒
世界選手権代表への基準点16.300森赳人 コナミアドラーひねり~伸身ピアッティ1回ひねり、トカチェフ~開脚モズニク、コールマン(かろうじてつかむ)、エンドー1回ひねり大逆手、大逆手エンドー、1回ひねり大逆手、伸身新月面宙返り下り(1歩動く)、コールマンが危なかったが大きなミス無く演技をまとめ15点台を獲得横山聖 日本体育大学アドラー1回ひねり、アドラーひねり~開脚モズニク、モズニク、伸身トカチエフ、ホップターンひねり、エンドー1回ひねり大逆手、シュタルダー1回半ひねり片大逆手、伸月面宙返り下り(前に1歩)、良い演技だったが森選手に届かず暫定2位寺尾尚之 朝日生命伸身コールマン、コールマン(落下)、シュタルダー1回半ひねり片大逆手、アドラー1回ひねり(流れる)、リバルコ、1回ひねり大逆手、エンドー1回ひねり大逆手、伸身新月面宙返り下り(止める)小泉和照 相好体操クラブアドラーひねり~コバチ(落下)、シュタルダー1回半ひねり大逆手、アドラー1回ひねり~ヤマワキ、コールマン、リバルコ、エンドー1回ひねり大逆手、大逆手エンドー、1回ひねり大逆手、伸身月面宙返り下り(両足で前に動く)、落下が惜しまれる演技となってしまい暫定3位齊藤優介 徳洲会体操クラブアドラーひねり~コールマン、伸身コールマン、ホップターン、シュタルダー1回半ひねり片大逆手、アドラー1回ひねり~ヤマワキ、エンドー1回ひねり大逆手、大逆手車輪、伸身新月面宙返り下り(1歩動く)、少し荒さのある実施だが高度な連続を成功させ森選手を上回り暫定トップに立つ田中和仁 徳洲会体操クラブアドラーひねり~伸身トカチェフ、コールマン、シュタルダーひねり大逆手、アドラー1回ひねり~ヤマワキ、1回ひねり大逆手、エンドー1回ひねり大逆手、伸身新月面宙返り下り(両足で前に1歩)、非常に正確で美しい実施で演技をまとめたが、Dスコアの差が響き齊藤選手に届かず暫定2位植松鉱治 コナミ伸身コールマン、コバチ~コールマン(ぶれるが強引に続ける)、シュタルダー1回半ひねり大逆手、アドラー1回ひねり逆手~ヤマワキ、リバルコ、エンドー1回ひねり大逆手、アドラーひねり、伸身月面宙返りおり(止める)、かなり強引な実施だったが大きなミス無く豪快に演技をまとめ16点台を獲得し暫定トップに立つ田中佑典 コナミコールマン~リバルコ、シュタルダー1回半ひねり大逆手、ヤマワキ、エンドー1回ひねり大逆手、アドラー1回ひねり逆手、アドラーひねり~ホップターン、伸身伸月面宙返り下り(止まったかに見えたが1歩動く)、美しい実施で目だったミスの無い演技だったが植松選手には届かず2位、連覇ならず植松鉱冶が高いD難度の構成を大きなミス無くまとめ優勝、2位に田中佑典、3位に齊藤優祐が入った
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第44回世界体操選手権、第6回東アジア大会日本代表・男女代表選手
世界選手権代表男子内村航平(コナミ)/内定加藤凌平(順天堂大学)/NHK杯優勝白井健三(岸根高校)/ゆか種目別優勝(派遣標準得点クリア)田中和仁(徳洲会体操クラブ)/種目別ポイント山室光史(コナミ)/種目別ポイント亀山耕平(徳洲会体操クラブ)/種目別ポイント【補欠】野々村笙吾(順天堂大学)/NHK杯個人総合順位女子寺本明日香(レジックスポーツ)/NHK杯優勝笹田夏実(帝京高等学校)/種目別優勝かつ他種目8位以内美濃部ゆう(朝日生命)/種目別優勝かつ他種目8位以内村上茉愛(池谷幸雄体操倶楽部)/種目別優勝かつ他種目8位以内【補欠】井上和佳奈(水鳥体操館)東アジア大会代表男子野々村笙吾(順天堂大学)/NHK杯個人総合順位小林研也(コナミ)/NHK杯個人総合順位齋藤優佑(徳洲会体操クラブ)/NHK杯個人総合順位田中佑典(コナミ)/全日本~NHK杯の種目別総ポイント岡村康宏(朝日生命)/全日本~NHK杯の種目別総ポイント中島立貴(コナミ)/全日本~NHK杯の種目別総ポイント【補欠】神本雄也(日本体育大学)/NHK杯個人総合順位女子井上和佳奈(水鳥体操館)/NHK杯4位、兼世界選手権補欠野田咲くら(朝日生命)/NHK杯5位湯元さくら(ならわ体操クラブ)/NHK杯6位関口未来(群馬ジュニア体操クラブ)/NHK杯7位新竹優子(羽衣国際大学)/種目別順位での選考手順による大瀧千波(国士舘大学)/種目別順位での選考手順による【補欠】松村泰葉(中京ジムナスティッククラブ)/NHK杯13位男子世界選手権代表女子世界選手権代表
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第67回全日本体操種目別選手権・女子総評
今回は優勝者が代表入りのチャンスをつかむというプレッシャーの中での種目別決勝大会となったため、「心」の強さがキーとなった。ポディウムの上で一人ずつ演技するという緊張感の中、精神的な部分をうまくコントロールできるかどうかが勝敗の分かれ目となったと言える。 その中でやはり若手選手にはまだない経験値を持つベテラン美濃部ゆう選手(朝日生命)の精神的な強さが光った。技だけでなく、ダンス、振付けのこなしを「ここ一番」で今日のように攻めた姿勢で実施できるのは戦い方を知っている選手にしかできないものであると言っても過言ではない。「まだまだ若い選手には負けない」という記者会見での言葉の通り、意地を見せた、見ている側にそのパワーが伝わってくるような演技であった。 そういう意味では逆に課題を残したのが村上茉愛選手(池谷幸雄体操倶楽部)。跳馬ではパワフルかつ安定した実施で2本の跳躍をまとめ、圧倒的な強さで優勝したのだが、最終種目、最終演技者という場面で、かつ、「勝って当然」「狙っている」緊張感の中、素晴らしい実施で最終タンブリングまでをこなし、そこからの3回ひねりの失敗は、体力面の問題もあるが、やはり、精神的なものが大きかったと思われる。これから世界選手権に向けてさらに技を増やし、Dスコアをあげようとしている中で、どれだけ身体的・精神的に“通し込み”ができるかがキーポイントになってくるであろう。今後、伸身ムーンサルト(H難度)などを加えDスコアを6.7まで引き上げる予定にしているということなので、女子日本人初の世界選手権でのゆかでのメダル獲得に大いに期待したい。 いつも「安定している」「失敗しない」と言われている寺本明日香選手(レジックスポーツ)もこの心理戦で苦戦した選手の一人であったと言える。一人だけ代表争いはしなくて得意の段違い平行棒での失敗は本当にめずらしいもので、関係者、ファンを驚かせた。 その隙にすっとうまく入り込んだのが笹田夏実選手(帝京高校)。「少し力んでしまって力でやってしまい、うまくスイングができなかったのを必死でこらえた」と本人も言っていたが、リズムが狂ってしまった時にしっかりと対応できたのが大きな失敗につながるのを防いだと言って良いだろう。笹田選手は「自分に代表のチャンスがあるのは平均台で優勝することだろう」と思っていただけに、段違いで勝てたのは次の種目の平均台の演技をする上で、かなり精神的に楽になったのではないだろうか。 今年の9月30日から開催される世界選手権では精神的にも身体的にもさらに強くなった日本女子チームの活躍を期待したい。 もう一つの今回の代表争いの特徴として、世界選手権・東アジア競技大会共に、社会人・大学生・高校生とうまくミックスされた代表チームになったことが挙げられる。 特に東アジアには全日本個人総合からどんどん上達が見られた井上和佳奈選手(水鳥体操館)、初代表入りの脚力の強い関口未来選手(群馬ジュニアスポーツクラブ)、シニアでは初めての大きな国際大会出場となる表現力豊かな湯元さくら選手(ならわ体操クラブ)、昔からジュニアナショナルや派遣試合では活躍していたが大学生になり、やっと選考会から代表を勝ち取った「安定」が持ち味の大瀧千波選手(国士舘大学)・長身を生かした演技が魅力の野田咲くら選手(朝日生命)に、北京・ロンドン2回のオリンピックを経験したベテラン新竹優子選手(羽衣体操クラブ)が加わり、おもしろい顔ぶれとなっている。 新竹選手や美濃部選手・寺本選手のような経験のある選手が日の丸をつけて戦うとはどういうことか、その戦い方やチーム作りの中心になってくれることを期待したい。
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気になる選手「亀山耕平(徳洲会体操クラブ)」
気になる選手「亀山耕平(徳洲会体操クラブ)」この2日間、全日本体操種目別選手権にどっぷり浸っていたので、今日は、ちょっと体操選手の話題を。今回の大会で、今年9月30日から開かれる世界選手権の代表選手が決定したわけだが、男子6名の中に、今回が初めての世界選手権出場という選手が2人いた。1人は、弱冠16歳! 日本男子の世界選手権代表選手としては史上初の高校生! 白井健三(岸根高校)だ。「これを超えたら世界でもトップを狙える」という超難関の派遣標準得点を、ただ一人突破した、ゆかのスーパースペシャリスト。彼の演技は、たしかにすごかった。はじめから会場がどよめいた。ゆかのラストはまさかの4回ひねり!!! 内村航平をもってして、「見ていて気持ち悪い」と言わせるまでの高速ひねりで、着地までぴたりと決めた演技は、圧巻だった。最年少代表らしく会見での受け答えも初々しく、かつ堂々としていて、じつに楽しみな選手だ。そして。もう1人。今回、初の代表入りを果たしたのが、亀山耕平選手だ。亀山選手は、田中和仁と同じ徳洲会体操クラブ所属の24歳。内村航平や山室光史と同じ年だ。
2009年の全日本種目別選手権で、あん馬では優勝したこともある、あん馬のスペシャリストである。 <撮影:大塚達也>とは言え、体操取材歴は、新体操よりずっと浅い私は、申し訳ないが、先日のNHK杯までこの選手のことを知らなかった。なにしろ体操は、ほとんどの大会が、全種目同時進行なので、有力選手が集まる1班中心に見ていると、それ以外の班の選手までカバーするのはとても難しいのだ。亀山選手は、6種目で競う個人総合では、1班に入れるような成績ではなかったらしく、今まで私が見てきた試合では、おそらく1班にはいなかったように思う。ところが、NHK杯の公式練習を見ているとき、たまたま記者席があん馬の一番近くにあったため、なんとなくあん馬の練習を見ていると、ひとり、バレエダンサーのようにとがったつま先の選手が目についた。あん馬は、6種目の中でもっとも足の美しさが目立つ(当然、汚さも目立つ)種目で、新体操観戦歴の長い私は、けっこう好きな種目なのだが、そのあん馬で、圧倒的に美しい足先、脚のラインをもっていた選手が、この亀山選手だったのだ。NHK杯でも、亀山選手は1班ではなく、4班だったため、彼の演技を身落とさないようにするのはなかなか難儀ではあったが、なんとかほとんどの種目を追うことができた。足先の美しさを見せることのできるつり輪、平行棒などもなかなか美しい演技をしていたし、ゆかでも、倒立の美しさにはほれぼれした。それでも、やはりあん馬の美しさは、圧倒的なものがあり、たしかNHK杯1日目ではトップの成績だった。その亀山選手が、今回の種目別選手権で、あん馬だけに出場していた。あん馬での優勝と、派遣標準得点突破での代表入りと同時に、ポイント制で選出される可能性にも懸けての出場だった。「代表入り」を懸けた渾身のあん馬は、終盤まで本当にすばらしい演技だったが、おり技に入る直前で、体が器具にふれてしまい落下。14.200で7位に終わってしまった。これで代表入りはなくなったかな・・・と思っていたのだが、派遣標準得点をクリアした選手が1人しか出なかったため、残り3名が全日本選手権、NHK杯の種目別ポイントによる選出となり、亀山選手はそれで選出されたのだ。本来なら、あん馬での優勝と、派遣基準得点突破で代表を勝ち得たかったのではないかとは思うが、初めての代表入りは、うれしかったに違いない。 <撮影:榊原嘉徳>今回、亀山選手について少し調べてみたところ、出身は宮城県。高校は埼玉栄高校だが、大学は地元の仙台大学だ。徳洲会のHPのプロフィール欄の、「代表経験」を書く欄には、「これから入ります」と書いてある。きっと、そういう経過をたどってきた選手なんだろうと思う。
24歳。同じ年齢で、内村航平は、「世界の内村」になっている。新体操の世界に置き換えれば、大舌恭平や北村将嗣と同じ年だが、彼らはすでに新体操からは退いて、次の世界で活躍している。しかし、亀山耕平は、「これから」なんだ。自分でそう信じているんだ。いや、少なくとも信じようとしているんだ。もとはといえば、「つま先に惚れた」選手だ。今までの実績も人柄もjほとんど知らない。だけど、あのつま先が、彼の「あきらない気持ち」を、代弁していたようにも思う。だから、あんなにも輝いて見えたのだ。新体操では、24歳なら引退している人が多いが、体操競技ではまだまだ、なんだ。そう思わせてくれたという意味でも、亀山選手には感謝したい。これからも、少しでも長く、あの美しいあん馬の演技を、あの美しい倒立を見せてほしいと願わずにはいられない。そして、初めての世界選手権を心から楽しんで、のびやかに美しく、演じてきてほしいと思う。更新のお知らせスポーツナビに、全日本体操種目別選手権のニュースが掲載されました。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/other/headlines/article/20130630-00000007-spnaviジムラブに、世界選手権代表決定! の記事をアップしました。
http://gymlove.net/gl/topics/report/2013/06/30/post-6/
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