日本時間８月11日の午前４時から行われたリオ五輪男子体操個人総合の決勝は、内村航平が金メダルを獲得。わたしも早起きして、フジテレビの生中継で観戦したが、とにかくスゴイ展開だったなあ……。正直言うと、わたしは最後のベルニャエフの鉄棒が終わったときに、「内村は負けたか～」って思ったので、ベルニャエフの得点が出たときは大喜びするのではなく、「え、内村が勝っちゃっていいの？」ってな感じで、ビックリしてしまったのだ。そしてそのあと、内村とベルニャエフの演技構成を落ち着いて比較し、「内村が勝ってもそれほどおかしいことではなかったのか」と確認して、ようやく喜べたわけだが、とにかく内村もベルニャエフもスゴかった。欲を言わせてもらえば、内村が最終演技者……つまり内村が予選を１位で突破していた場合での、この展開を見たかった。もし内村が最終演技者で、「15.701点以上を出せば金メダル」という状況で演技をし、そして15.800という点数を出したとしたら……。いったい、どれほど興奮していただろうか……。
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