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Channel: 体操
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リオ五輪競技5日目:’呪い‘のジンクス遂に崩れる

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 今日の注目競技は柔道と体操男子個人総合決勝。 特に柔道男子90㌔級は旧86㌔級時代から日本は五輪で金を取れてない階級だったし、体操の個人総合でも68メキシコ&72ミュンヘンの加藤沢男を最後に団体と個人総合の両方での金というのはないわけで今回団体の金に異常なまでの執念を見せていた内村に厳しい戦い後の達成感からミスを連発しての金ならずというシナリオもありえた。 また柔道女子は前日まで金がないので70㌔級で金を取れないと78㌔級の梅木真美にプレッシャーがかかるためか、南條監督自ら田知本遥のコーチボックスに付く事に。 トップ8に入ってない田知本は1回戦から登場し2回戦で世界ランク 1位のキム・ポリングに延長戦で勝って勢いに乗るとベスト8でも延長で技ありを取って準決勝に進出。 準決勝では技ありを取って勝つと決勝ではコロンビアのジュリ・アルベアルを抑え込んで一本勝ちし今大会女子初の金メダル。 男子90㌔級のベイカー茉秋は準決勝まで4試合連続一本勝ちして決勝でもバルラム・リパルテリアニに有効を奪って優勢勝ちし現行の階級制度になった84ロスから8大会連続で決勝進出ですら1回だった 90㌔級で遂に金メダルを獲得したのだった。 男子体操個人総合は予選2位通過の内村航平が1種目目のゆかで15, 766の高得点で2位スタートしたが2種目目のあん馬で14,900をマークしてトップに立ち、ここから突き放して行くと思われたが吊り輪で14, 733となり15,300を出したオレグ・ベルニャエフに逆転されただけでなく3位に後退。 得意の跳馬で15,566を出すもののベルニャエフも15,500を出して逆転できず、反対にベルニャエフ得意の平行棒では着地で一歩動いて 15,600で16,100を出されて差を0,901に広げられる。 迎えた最後の鉄棒で内村は3回目で完璧な演技を見せ着地までピタッと決めて15,800で演技終了したのに対し、ベルニャエフは堅実な演技を見せたものの演技構成が内村より落ちるし着地も乱れたため14,800 に終わり内村の大逆転による金メダルとなった。 競泳では女子200mバタフライで星奈津美が銅メダルを獲得したが、男子200m平泳ぎはスタートから飛び出した小関也朱篤が終盤失速し 5位とメダルに届かず準決勝1位の渡辺一平も6位に終わる。 男子ラグビーは予選プール最終戦でケニアに快勝しベスト8でもフランスに12-7で逆転勝ちしてベスト4進出でメダルまで残り1勝となった。 男子サッカーの手倉森ジャパンはグループステージ最終戦でスウェーデンに1-0で勝ったものの、コロンビアがナイジェリアに2-0で勝ちベスト8進出ならず。

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