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Channel: 体操
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自分達の最高の演技を世界に向かって魅せてやれ!

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リオデジャネイロ・オリンピック、体操男子予選が終了しました。団体で、日本は中国、アメリカ、ロシアに次いで4位。イギリスが5位。6位ブラジルは審判が点数を出し過ぎの感があるので、イギリスまでが優勝争いということになりそうです。予選の点数と順位は決勝には持ち越されないので、決勝で1等賞になれば金メダルです。予選ではどのチームもミスが多く、3人の点数を揃えるのに苦労していたようです。決勝でも同じような状況だとすれば、ミスの数がそのまま順位になりそうな感じです。日本は、予選と同じ鞍馬スタートのローテーション。気持ちを切り替えて臨みたいところです。日本チームにミスはあったけれども、他のチームもミスをしているし、点数の出方に偏りは見られないようなので、ベストを尽くせば結果はついてくると割り切り、ミスを恐れず、点数を気にせず、「自分の最高の演技を世界の皆さんに魅せるんだ」という気持ちで、いい顔で演技してもらいたいものです。じつは私は女子の日本チームが鍵を握っているような気がしています。陽気な今回の女子チームが予選でいい演技をすれば、翌日の男子の決勝にもポジティブなパワーを与えてくれそうです。そしてその次の女子決勝、その次の…、そうやって好循環が起こるといいなぁと思っています。個人総合では、内村選手が2位、加藤選手が6位で予選通過。内村選手を脅かすとしたらウクライナのVerniaiev選手か加藤選手と思っていましたが、予想通りVerniaiev選手が1位でした。ノーミスだったのかな?個人総合となれば内村選手は気楽に、いつも通り「どやっ!」という演技を見せてくれるでしょうから、なんの心配もしていません。で、加藤選手も、みんながチョロチョロとミスをして苦労する中、冷静に、淡々といい演技を重ねて、終わってみれば2位っていう具合になればいいなぁと思っています。もし万が一、内村選手がなにか2回くらいやらかしてしまったとしたら金メダルってところを期待したいです。種目別では、メダル云々とかじゃなく、「これぞ日本の体操だ」というところを見せてくれると期待していた田中選手の平行棒と内村選手の鉄棒が見られないのがヒジョーに残念です。期待は白井選手の床に集まります。白井選手の床は予選ではかなり点数を押さえられた感があります。「ブラジルの○○選手があの点で、白井選手があの点ってことはねえだろ」と思った人も多かったんじゃないでしょうか。決勝ではビッタビタと着地を止めて、「これが世界のツイスト・プリンスじゃ!」というところを見せて、審判から点数をひねり出させてくれることでしょう。

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