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2014テレビ信州杯事前企画⑮ 男子クラブ対抗

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2014テレビ信州杯事前企画⑮ 男子クラブ対抗 1月12日に行われるテレビ信州杯の男子クラブ対抗は、ここ数年、出場者数も増え、またレベルもどんどん上がっているが、今年はまたいちだんと豪華なメンバーが顔を揃えた。男子新体操ファンはもちろんのこと、まだ男子新体操を見たことがない、今までは興味がなかったという人も、今年のテレビ信州杯ではぜひ男子フロアにも目を向けてみてほしい。では、男子クラブ対抗の注目選手をあげておこう。●ジュニアクラブ対抗今大会には、昨年の全日本ジュニアも出場していた選手が多数エントリーしている。今岡嵩(南甲子園新体操クラブ)、蔵本航輝(田中ジュニア新体操クラブ)、山上和輝(埼玉栄RG)、武藤翼(榛東中学校)、岩田楓(NPOぎふ新体操クラブ)、井門輝(国士舘ジュニアRG)、藤綱峻也(東播体操クラブ)、安藤未藍(NPOぎふ新体操クラブ)、向山蒼斗(国士舘ジュニアRG)、大野哲平(Leo RG)、石川裕平(国士舘ジュニアRG)らは、個人でも全日本ジュニア出場。なかでも安藤未藍は8位、向山蒼斗は11位、大野哲平は12位、岩田楓は13位という成績を残しているので今大会の演技にも期待できそうだ。また、今大会にはクラブで出場する石川裕平は、昨年の成長が著しかった選手。表現力のある選手で、中学生とは思えない色気も感じさせる演技に注目してほしい。また、個人では全ジュニには出場していない選手でも、NPOぎふ新体操クラブ(織田一明、松永健人)、国士舘ジュニアRG(助川蒼太郎)、神埼ジュニア新体操クラブ(野口勇人、石橋侑也、武田大河、川内藍都)、Leo RG(河上黎太郎)、榛東中学校(浅見拓也、村上隆真、高梨永遠希)らは、団体で全日本ジュニアに出場しているので、その経験は個人の演技にも生かされるに違いない。●シニアクラブ対抗シニアで注目したいのは、社会人だ。甲府RGの丸茂拓矢、内田諒は、全日本社会人大会にも出場しており、練習時間も限られる社会人になっても、着実に進歩を見せていた選手だ。とくに内田は、高校を卒業して個人に専念できるようになってから目覚ましい進歩を遂げている。情感あふれる美しい徒手に、ぜひ注目してほしい選手だ。 S.K.Zは、山形の社会人選手、工藤博仁と友野透に、昨年は「Re:make」団体のメンバーとして全日本にも出場した田邊浩仁を加えての出場。長野カップには、毎年出場している友野は、ほぼ独学で新体操を続けてきた名物選手。長い時間をかけて進化し続けている稀有な選手だ。社会人の雄といえば、アルフレッサ日建産業。昨年は、久しぶりに団体で全日本の決勝に残った。今大会は、クラブ対抗にも出場するが、昨年の全日本社会人4位の福士祐介は、昨年は4種目演技構成を変えたため、まとめきれなかった感があり、大会ではミスが目立った。しかし、学生時代とは明らかに違う情感が伝わる演技へと変貌を遂げつつある。昨年は、2年ぶりに個人で全日本に出場した鈴木駿平は、社会人1年目の不振からは脱したように見える。学生時代と変わらぬ雄大で優しい、鈴木らしい演技を、今大会でも見せてくれるだろう。社会人1年目の昨年は、怪我で社会人大会に出場できなかった八島渉は、今大会でやっと個人デビューとなる。すでに団体メンバーとしては全日本にも出場した経験を個人の演技にも生かしてほしい。また、昨年は個人では試合に出場していなかった有沢一希が、今大会にはロープで出場している。手具の魔術師のようなトリッキーな演技をまた見せてくれるに違いない。高校生は、静岡県立稲取高校、福井県立科学技術高校、済美高校、長野東高校がエントリーしている。地元の長野東は、2チーム出場。インターハイにも出場し、大学でも新体操を続けるという小橋史宏の演技に期待したい。また、なんと言っても注目は、昨年大ブレイクした吉村翔太(科学技術高校)の演技。可動域が大きく、深く美しい彼の体操は、見ている人の胸にしみるものがある。済美高校は、昨年のインターハイで3位だった五十川航汰、3月の高校選抜に出場が決まっている持舘将貴、山本悠平と実力者そろい。昨年のテレビ信州杯に続き、クラブ対抗では、大学生や社会人を食って優勝の可能性も十分にある。また、大学生で西日本インカレチャンピオンの臼井優華、全日本ジュニア3連覇の安藤梨友を擁するNPOぎふ新体操クラブチームも怖い存在になりそうだ。そして、今回の男子クラブ対抗の目玉と言えそうなのが、昨年は、インカレ、全日本選手権で個人優勝者を出し、のりにのっている国士舘大学だ。国士舘大学チームには、インカレチャンピオンの佐能諒一、全日本チャンピオンの斉藤剛大のWチャンピオンを投入。網野高校出身で成長著しい2年生・糸井謙と、地元・長野東高校出身の1年生・浪江誠弥と4人のチームでクラブ対抗優勝を目指す。もう1チーム、国士舘RGは、国士舘OBで昨年の全日本社会人大会8位の水本賢と、4年生の3人・小谷笙平、佐々木智生、弓田速未でチームを編成。優勝争いの一角を担うことになりそうだ。3人とも、個性あふれる演技を見せる選手で、現在の「再び強くなった国士舘個人」の原動力となった選手たちだ。4年生なので、彼らの演技を競技会で見られるのは、今大会が最後となる可能性も高い。絶対に見逃さないでほしい。                                       <撮影:清水綾子>※ジムラブに、テレビ信州杯1日目シニア種目優勝者写真をアップしました。 http://gymlove.net/rgl/topics/report/2014/01/11/1-4/

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