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Channel: 体操
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全日本女子2日目結果

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全日本女子2日目結果女子では、後半種目もミスを最小限におさえ、貫録の演技を見せた山口留菜(イオン)が4種目とも1位となり、完全優勝を成し遂げた。その結果、山口は3連覇を達成した。また、2位にはジュニアチャンピオンの喜田純鈴(エンジェルRG・カガワ日中)が入り、衝撃の全日本デビューとなった。喜田は、初日のボールでは落下が相次ぎ、22位スタートとなったが、フープでは持ち直し、4位。初日暫定順位を8位まであげていた。そして、2日目はリボン、クラブともミスを最小限に抑え、けたはずれの身体能力と、度胸の据わった踊りっぷりを披露。後半2種目はどちらも山口に続く2位となり、とくにリボンでは、今大会山口以外では唯一の15点台をマーク。底知れぬポテンシャルを感じさせた。3位以下には、河崎羽珠愛(イオン)、三上真穂(東京女子体育大学)、藤岡里沙乃(みやび新体操クラブ)、成松エリナ(国士舘大学)、池ヶ谷晴香(アンジュ)、大貫友梨亜(東京女子体育大学OG)、穴久保璃子(イオン)、桑村美里(町田RG)、猪又涼子(伊那西高校)、横山あかね(飛行船新体操クラブ)と続いた。上位12名の内訳をみると、社会人2人、大学生3人、高校生5人、ジュニア2人となっており、若年層の躍進が顕著な大会だった。なお、今大会の上位6人によって、来年の世界選手権代表選考が行われることが発表された。世界選手権代表枠4人のうち2人は、特別強化選手の早川さくら、皆川夏穂に決まっているが、残り2枠を、この6人で競うことになる。女子団体は、2日のリボン&ボールでも東京女子体育大学が圧倒的な強さを見せ、初日のクラブに続き1位となり、完全制覇となった。女子団体総合は、初日のクラブで国士舘大学が2位、日本女子体育大学が3位という波乱があったが、2日目のリボン&ボールでは日女が気迫の演技を見せ、2位。しかし、国士舘も終盤での落下が惜しかったが、非常によい演技で譲らず、結果、総合成績は、日女、国士舘が同点2位という結果となった。また、クラブ団体で抜群の強さを見せていた金蘭会高校が、リボン&ボールでも独創的かつかなり完成度の高い演技を見せ、総合4位となった。上位3チーム(東女、日女、国士舘)以外のチームにミスが相次ぎ11~13点台となったリボン&ボールで、金蘭会は、14.000をマーク。高校生では、団体2種目をやりこなすことはかなり難しいと思うが、それを成し遂げた見事な4位だった。さて、明日はいよいよ種目別決勝。男子は団体の決勝もあり、エキサイティングな1日となりそうだ。決勝の試技順や2日目までの結果、大会レポートなどは、すでに日本体操協会のホームページにアップされている。こちらで確認してほしい。なんと言ってもおすすめしたいのは、明日の競技終了後に行われるエキシビション! この国士舘大学男子による集団演技は、かなりいい! 男子個人総合で3年生の斉藤剛大が優勝、8位以内に3人入賞と活気づいている国士舘大学だけに、エキシビションでも素晴らしい演技を見せてくれるに違いない。期待してほしい。                                                <撮影:榊原嘉徳(山口)/大塚達也(東女団体)>

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