今日の注目競技は体操種目別の跳馬で白井健三がメダル獲得なるかと、卓球の男子団体が準決勝で女子と同じくドイツ相手に勝てるか。 前日女子の団体が同じく準決勝でドイツと死闘の末に敗れて決勝進出を逃しているし、男子自体も8年前の北京では敗れているので日本にとっては雪辱戦の意味もある。 最初の吉村真晴がストレートで敗れた流れをエースで個人戦の銅メダリスト・水谷隼がストレートで勝って流れを引き戻すと、3試合目のダブルスで丹羽孝希&吉村ペアが3-1で勝ち4試合目に再び水谷がストレート勝ちで初の決勝進出を決めてメダルを確定させた。 陸上では男子400mH予選で野沢啓佑が2位に0:31の差を付けて全体6位のタイムで準決勝進出を決めたが、女子200mの福島千里や女子400mHの久保倉里美に男子三段跳びの長谷川大悟&山下航平は予選落ち。 夜に行なわれた男子棒高跳び決勝は雨のため何度も中断する悪コンディションの中で澤野大地が5m50を1本目で跳んだのが効いて7位タイとなり、40年前のモントリオール五輪の高根沢威夫の8位を越える順位で入賞の快挙で棒高跳びの入賞は64年ぶり。 また豪雨の中で行われた110mH予選で走り直しとなった矢澤航は再レースでも準決勝に残れず。 バドミントンは女子シングルスの山口茜が世界ランク4位のラチャノックにストレート勝ちしベスト8で奥原希望との対戦が決まると、ダブルスでも高橋礼華&松友美佐紀ペアが2-1で勝ち準決勝進出となった。 体操種目別の跳馬ではゆかで失敗した白井健三が3回半ひねりを決め銅メダルを獲得し、84ロスの具志堅幸司&森末慎二以来の跳馬でのメダル獲得となった。 白井は団体予選のゆかでミスをしたものの決勝では見事な演技で
16点台を叩き出し団体金メダルを決定付けたのだが、前日の種目別ゆかでは団体決勝がウソのようなミスを連発して4位に終わりメダルすら逃していた。 団体の時は1日空いたのに対し今回は連戦なのでどこまで立て直せるかというのが焦点だったが、転倒覚悟のチャレンジがメダルに結びついた形だ。
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